2023年3月19日 (日)

鉄道好きで知られる藤井竜王は、特急スペーシアから253系に乗り継いで現地に到着したそうです。ここでは昨日に撮影した車両を紹介します。

Dsc_3344(「253系」。昨日は雨が降っていた)

Dsc_3347_2(隣の「東部ワールドスクウェア駅」から「鬼怒川温泉駅」に向かう)

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Dsc_3458(鬼怒川温泉駅に停車していた「SL大樹」)

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Dsc_3466(黒煙を噴き上げて、発車の時を待つ)

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とちぎ将棋まつりは、午後に大盤解説会が開始されました。16時30分過ぎに出演していたのは、広瀬八段と加藤桃女流三段です。ふたりとも血縁者が栃木に住んでいたことを披露すると、会場が「おー」と沸きました。

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Dsc_3875(広瀬八段)

Dsc_3871(加藤桃女流三段)

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2023031972図は4二にいた玉を3一に引いて、早逃げしたところです。▲5三桂左成とされても、5三の地点は駒の数が足りているので5筋は突破されません。しかし、▲5三桂右成△同桂▲同銀不成といく手があるようです。

2023031975_2△5三同金には▲4五歩と突けば、攻めがつながります。△5三同角も▲同桂成△同金▲4五桂とすれば王手飛車のラインがちらつくので後手も不安です。

△3一玉に渡辺棋王は手を止めています。攻め筋を広げる▲3五歩も自然のため、勝負どころです。

Dsc_3819(再開明けの渡辺棋王)

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鬼怒川温泉は江戸時代に発見された温泉で、今年で開湯330周年を迎えます。都心からのアクセスは電車で約2時間です。温泉や四季折々の自然だけでなく、鬼怒川ライン下りのレジャーやSLの運行、「東武ワールドスクウェア」などの観光地も人気です。

Dsc_3853(鬼怒川温泉駅。近くには足湯が併設され、観光街が広がっている)

Dsc_3859(蒸気機関車の転車台。奥では「SL大樹」が煙を噴き上げている)

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「日光きぬ川スパホテル三日月」は、鬼怒川温泉駅の目の前に位置し、後方には鬼怒川が流れています。広々とした温泉だけでなく、プールのように水着で温泉を楽しめる「おぷーろ」や「ガーデンスパ」などもあり、家族連れにも人気のホテルです。
タイトル戦の対局が行われるのは、今回が初めてです。前期は決着局となった五番勝負第4局の大盤解説会が開催されました。

【日光きぬ川スパホテル三日月】

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(ホテル内にある、日光東照宮分霊社・鬼怒川三日月神社)

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午後のおやつは渡辺棋王が「いちごのショートケーキ」、「アイスコーヒー」。このケーキはホテルでも提供されています。藤井竜王は「オレンジジュース」、「アイスレモンティー」です。

Dsc_3835_2(渡辺棋王のおやつ)

Dsc_3825(藤井竜王のおやつ)

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2023031964_254分の△6五歩に対し、渡辺棋王は同じ54分考えて▲9一桂成としました。△同飛に▲6五角!と進めています。

2023031967自ら角を差し出すので、考えにくい手でした。△6五同銀に▲同桂と桂を前線に使うことはできますが、△4一桂で簡単には潰せません。以下▲5六香は△5四歩▲同香△5二歩と争点を変えられると5三の地点を突破できませんし、後に△9三飛のように足される受けも見えます。駒損を甘受したあと、渡辺棋王はどういう構想を描いているのでしょうか。

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