2013年2月 3日 (日)

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歩切れの先手が9筋で貴重な1歩を補充した。歩が手に入れば▲2四歩が厳しい。
「▲9六歩はいい味ですねぇ。こちら(後手側に座っている)を持って自信ないです。▲9六歩の局面は先手が厚く見えます」と森下九段。

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△8五桂の局面で大盤解説会場の木村八段は「俺は郷田だと言って▲6六金△同歩▲4五桂と打つと、以下△9七角成ですねぇ。△9七飛成は▲同桂とは取ってくれませんよ。△同角成で先手玉が詰んでしまいますから。△9七角成に▲同桂△同飛成▲7九玉△7七桂成▲同金△6七桂▲同銀△同歩成▲同金(変化図)で難解です。▲6七同金に△8七竜は▲3三桂成から金を輸入して▲7八金と埋めて複雑。△8五桂の局面はなんとなくですが先手が余してそうな気がするのですが」と解説。

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(時刻は18時近くなり、外はすっかり暗くなった)

(吟)

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図の▲5四銀成の局面で、大盤解説会から戻った森下九段に現局面の印象を聞いてみた。

「形勢に関しては、まだ五分です。そんなに差がついているとは思えません。ただし、ゆっくりとしていると後手が良くなりそうです。この将棋は渡辺竜王が耐えましたね。△9四飛などは腰の入った一着です。ついつい手を出したくなる局面でしたから」と語ってくれた。

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(対局室に飾られている(故)大山康晴十五世名人の書。局面はまだ調和が保たれているようだ)

(吟)