五番勝負は金沢で開幕
第44期棋王戦五番勝負が開幕を迎えます。6連覇中の渡辺明棋王に挑戦するのは、棋王初挑戦の広瀬章人竜王。渡辺棋王が連覇を伸ばすか、広瀬竜王が奪取して二冠となるか。注目の第1局は2月2日(土)、石川県金沢市「北國新聞会館」で行われます。
立会人は中村修九段、記録係は宮田大暉三段(杉本昌隆七段門下)。現地大盤解説会の解説は糸谷哲郎八段、聞き手は中村桃子女流初段。持ち時間は各4時間。第1局は振り駒を行います。
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(文)
第44期棋王戦五番勝負日程
感想戦
終局直後
◇広瀬八段の談話
――本日の対局を振り返られて、いかがですか。
広瀬 力戦の将棋になったんですけど、こちらは歩を何枚か得して。ただ、こちらは手が後れないように気をつけながら指していました。
――勝ちを意識されたのはどの辺りですか。
広瀬 ▲3三金(79手目)を打ち込んでいって、勝てそうかなと。
――今期棋王戦の挑戦者決定トーナメントを振り返られて、いかがですか。
広瀬 初戦から実績のある棋士たちと当たってきましたので、この結果は自分でも予想していなかったところはあります。
――棋王戦は初挑戦です。
広瀬 一日制の五番勝負は未知の領域なので、新鮮な気持ちです。
――渡辺明棋王に対してどのような戦い方をされるのでしょうか。
広瀬 普段と変わらないようにとは思っていますが、持ち時間が4時間なので、作戦の段階である程度準備していかないとまずいかなと思っています。
◇佐藤名人の談話
――本日の対局を振り返られて、いかがですか。
佐藤 力戦模様に誘導していったんですけれども、序盤でこちらに見損じがありまして、それが大きかったのかなという感じがします。▲5五銀(31手目)という手なんですが、それを指されてこちらの駒が前に出なくなってしまったので。そこから傷口がどんどん広がってしまって、それを止めることができずに最後までいってしまったかなという感じですね。
――序盤の△5四歩(12手目)は用意されてきた研究でしょうか。
佐藤 そういう感じでやろうとは思ってきたんですけれども、深い研究があるというよりは、新しい形をやってみようという気持ちでした。
(睡蓮)
広瀬八段が挑戦権獲得

▲広瀬-△佐藤天戦は16時13分、89手で広瀬八段が勝ち、渡辺明棋王への挑戦権を獲得しまし。消費時間は、▲広瀬2時間6分、△佐藤2時間41分(持ち時間は各4時間)。五番勝負の第1局は2月2日(土)、石川県金沢市「北國新聞会館」で行われます。
(牛蒡)















15時48分、先手玉への攻めを見せた後手の△9四桂に、広瀬八段が▲4三歩成と踏み込んで勝ちにいきました。両者の指し手は早く、このまま一気に終局までいってもおかしくなさそうです。