北國新聞 第1局を主催するのは北國新聞社。観戦記の担当は野間俊克指導棋士六段です。今日の北國新聞朝刊には、今期挑戦者決定トーナメントの黒沢怜生五段-梶浦宏孝四段戦が掲載されています。こちらの執筆は君島俊介さん。北國新聞は1893年に創刊されました。北國新聞会館の外には、創刊者の赤羽萬次郎が掲げた「地方は与論の本なり」という言葉が碑に刻まれています。 (文)
相掛かり、先手が歩を受けない展開 図は10時48分頃の局面。広瀬竜王が30分考えたところです。戦型は相掛かりで、後手が△8六歩▲同歩△同飛と歩交換したところで、広瀬竜王は▲8七歩と受けずに▲3六歩(下図)と突きました。後手は△3六同飛と歩を取る変化も考えられましたが、渡辺棋王は相手の誘いに乗らず△8四飛と引いて駒組みを進めました。その後も先手は▲8七歩と受けずに駒組みを続けています。 (八雲)
対局開始 定刻の9時、中村修九段が「定刻になりましたので、広瀬竜王の先手番でお願いします」と告げて対局が始まりました。広瀬竜王、渡辺棋王は指す前にふっと天井を見上げてから、互いに飛車先の歩に手を伸ばしました。 (文)
朝の対局室 対局室に先に姿を見せたのは広瀬竜王。8時44分の入室でした。1分ほどして渡辺棋王が入室。両者一礼して渡辺棋王が駒箱を開け、対局の準備が始まります。駒を並べ終えると、立会人の中村修九段が「第1局ですので、振り駒を行います」と告げました。振り駒の結果はと金が3枚。第1局は広瀬竜王の先手に決まりました。 (文)