2019年2月 9日 (土)

両対局者は壇上で、司会者の質問に答える形で、明日への抱負を語りました。

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―― 富山県の印象について。

渡辺棋王
魚津市は今回が初めてですが、富山県は何度か来たことがあります。富山県は食べ物がおいしいですよね、特にホタルイカなど。なにもつけないであれだけおいしい食べ物もないのではと思います。以前にアルペンルートにも行ったことがあるのですが、素晴らしい景観です。食べ物のほかにも豊かな自然があって、旅行するには素晴らしい場所だと思います。

広瀬竜王
私は富山県に来るのは初めてなのですが、やはり海の食べ物がおいしいという話を聞いておりましたので、今回も楽しみにしておりました。私は札幌に住んでいたこともあるのですが今日のような雪景色を見ていると、当時のことを思い出します。いつかは観光でも来たいと思っております。

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―― お互いの印象については。

渡辺棋王
以前に広瀬さんとは一緒に海外にサッカーを見に行ったことがありまして。そのとき結構危ない目にもあって、私は帰りたいと思っていたのですが、広瀬さんは堂々とされていました。冷静で何事にも動じない性格が最近の将棋にも長所として表れていて、広瀬さんの好成績につながっているのではと分析しています。

広瀬竜王
やはり海外に一緒に行ったとき、旅行の計画をしっかりと立てられていて、頼りになる先輩だと思いました。私と違い、何事にもしっかりと準備をされていて、それが将棋のほうにも生きているのだと思います。

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―― 明日の意気込みをお願いします。

渡辺棋王
棋王戦は先週開幕したばかりですが、続けての2局目となります。富山県での開催は5年ぶりということで、明日の対局も5年分楽しみにしていらっしゃったと思いますし、その期待に応えなければと思います。この棋王戦に相応しい将棋が指せるよう、頑張ります。

広瀬竜王
五番勝負は先週開幕したばかりなのですが1局目に負けてしまいまして。この第2局も負けてしまうといきなり追い込まれてしまうので、早くも正念場を迎えたような気持ちです。富山では5年ぶりの棋王戦開催ということで富山の将棋熱の高まりを感じますし、全国の将棋ファンにも注目していただいていると感じていますので、その期待に応えられるような熱戦をお見せしたいと思います。

Dsc_0158(地元の小学生から花束を受け取り、記念撮影)

Dsc_0167(ファンのかたをバックにもう1枚)

記念撮影後、両対局者は明日に備えて会場をあとにしました。

(書き起こし=康太、写真=吟)

18時からホテルグランミラージュ「天翔」で、前夜祭が開催されました。

Dsc_0069(主催者あいさつは忠田憲美・北日本新聞社代表取締役社長)

「こんばんは。本日は寒い中、よくお越しいただきました。弊社、北日本新聞創刊135周年記念事業として、第44期棋王戦五番勝負第2局を魚津市で開催できますことは、日本将棋連盟、魚津市をはじめ、関係の皆様のご協力のおかげと、深く感謝を申し上げます。1局目は渡辺棋王が勝利しましたが、プロ野球でも第2戦を取ったチームが日本シリーズを制することが多いように、明日の対局は特に大切な第2局ではないかと思っています。白熱した勝負を期待しております」

Dsc_0083(開催地を代表してあいさつをする村椿晃・魚津市市長)

「こんばんは。まずは第44期の棋王戦をここ魚津市で開催していただきますことに、厚く御礼申し上げます。いまの将棋界は若い先生方が大変な活躍をされ、将棋ブームも素晴らしいものです。そのなかでも渡辺棋王と広瀬竜王という、将棋界のトップ2人による夢のようなタイトル戦を開催でき、本当に嬉しいことです。
ぜひ、この棋王戦の歴史に残る名勝負となることを楽しみにしております」

Dsc_0092(森下卓・日本将棋連盟常務理事)

「この度は第44期棋王戦第2局を魚津市で開催させていただき、北日本新聞社の皆さま、魚津市の皆さま、誠にありがとうございます。富山では1局だけタイトル戦を戦わせていただき、もう一度富山で指したいと思っているうちに、この年齢になってしまいました。明日は対局者が渡辺棋王、広瀬竜王という、当代きっての最高峰のカードですので、新川文化ホールの大盤解説会にもお越しいただけたらと思います。どうぞ明日もよろしくお願いします」

(書き起こし=康太、写真=吟)

明日の午前と午後に出されるおやつの検分? が行われた。地元の洋菓子店から運ばれた。

Dsc_0037(各種ケーキの説明を受ける両対局者)

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Dsc_0044(さて対局者が選んだケーキはどれだろうか)

Dsc_0054(検分後、対局場で記念撮影に応じた両対局者)

このあと前夜祭が18時から行われます。ブログの更新は前夜祭終了後になります。

(吟)

16時30分すぎに対局検分が開始されました。特に問題はなく、検分はすぐに終了しました。

Dsc_0015(渡辺棋王が駒袋を開けて検分がスタート)

Dsc_0018(先勝して魚津入りした渡辺棋王)

Dsc_0028(巻き返すか広瀬竜王)

(吟)

渡辺明棋王に広瀬章人竜王が挑む第44期棋王戦(主催:共同通信社)五番勝負。第1局は渡辺棋王が先勝して第2局を迎えます。第2局は2月10日(日) 富山県魚津市「新川文化ホール」で9時に対局が開始されます。
持ち時間は各4時間で、第2局の先手番は渡辺棋王。
立会人は塚田泰明九段、現地大盤解説は村田顕弘六段(魚津市出身)、聞き手は本田小百合女流三段、記録係は小山直希三段(戸辺誠七段門下)が務めます。

Dsc_0002(15時前、関係者一行は黒部宇奈月温泉駅に到着した)

インターネット中継は棋譜コメント入力が康太、ブログを吟が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。

【共同通信社】
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