2018年2月24日 (土)

Dsc_2691 (主催者あいさつ 砂塚隆広・北國新聞社常務取締役)
「ついこの間まで、お迎えするにも大雪で生活が大変という状態でしたが、天気もよくなってきました。北國新聞は棋王戦に第23期から参加し、金沢での対局を誘致してきました。第24期だけ第4局で羽生棋王が3連勝して実現しなかったのですが、それ以降は続いていまして、今回が20回目の金沢対局です。昨今の将棋人気のあと押しを受けて、明後日のジュニア棋王戦は157人の子ども達が参加します。裾野を広げる意味でも、今回の対局が楽しみです」

Dsc_2717 (主催者あいさつ 森内俊之・日本将棋連盟専務理事)
「金沢市は長い歴史があるだけでなく、文化的な観光都市として知られています。昨年は私は立会人でしたか、何度か何回か対局者として参りました。勝ってタイトル獲得した一番もありましたが、負けて失冠したこともありまして。当時は北陸新幹線が通っていなかったので、始発の在来線で寂しく帰ったこともあります(笑)。金沢は好きな街なので、北陸新幹線が開通してさらに身近に感じてうれしく思っています。第1局は渡辺棋王が先勝しましたが、第2局以降も互いに持ち味を発揮し、最後までどちらが勝つかわからないような熱戦が繰り広げられることを期待しています」

Dsc_2728 (乾杯 田谷陽司・北陸放送事業局長)
「明日の対局が、平昌オリンピックよりはるかに盛り上がって、熱戦になることを祈って、乾杯!」

(書き起こし=紋蛇、撮影=琵琶)

両対局者は駒箱の桐蓋と和紙に揮毫をしました。渡辺棋王は志高、永瀬七段は不倒と揮毫しました。両対局者はどういった気持ちでこの文字を選んだのでしょうか。

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(琵琶)

17時30分から対局検分が行われました。渡辺棋王は7回目の対局とあって注文はなし。永瀬七段は自分の駒台周辺が光って反射するといい、一部蛍光灯を外して光りの具合を調整しました。

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(琵琶)

16時30分から関係者による打ち合わせが行われました。渡辺棋王は棋王戦の金沢対局が7回目でリラックスしている印象です。一方の永瀬七段は初対局で緊張感があります。対局中の食事やおやつはこのタイミングで決めることになります。両者とも希望を担当の方に伝えました。メニューは明日のお楽しみに。

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(琵琶)

2018年2月23日 (金)

渡辺棋王、永瀬七段をはじめとした関係者一行はJR東京駅から北陸新幹線でJR金沢駅に出発しました。関西の関係者はJR大阪駅からサンダーバードで金沢入りです。一行が前夜祭会場の金沢グランドホテルに到着したのが16時ごろでした。新幹線をバックにしているのは現地大盤解説者の藤森哲也五段です。

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(琵琶)