2018年2月24日 (土)

20180224d図から永瀬七段が▲2二銀とただ捨ての銀を放ちました。以下△2二同玉は▲2四飛△同歩に▲同角が飛車金の両取りになります。▲2二銀に実戦は△4三玉でしたが、▲5五桂△同金▲同飛が幸便です。飛車を手順に逃げることができた先手がリードを拡大したようです。

(琵琶)

対局場の北國新聞会館から徒歩10分弱の場所に長町武家屋敷の町並みが見られます。藩政時代の面影を残しながら、喫茶店では抹茶やぜんざいを楽しむことができます。人気の観光スポットのひとつで、海外からの観光客も訪れる名所です。

Dsc_3325

Dsc_3314

Dsc_3328

Dsc_3330

(琵琶)

20180224c 図は渡辺棋王が△3三同玉と応じた場面です。対して永瀬七段が巧みな順を見せました。▲5一角と打ち、△4二銀に▲2五歩がそれです。△3五銀とかわすと▲1五角が痛打になります。また△5一銀と角を取ると▲2四歩△同歩に▲3五角が飛車取りと▲2四角を見た両狙いとなります。実戦は△2五同銀▲1五角△2四桂▲2五飛と進みました。控室では「後手変調」との声が上がっています。

(琵琶)

20180224b15時30分ごろ、局面は図を迎えていました。▲8七歩は△4六飛▲同歩に△7六歩で、銀2枚と飛車の交換で駒損の先手がまずいといわれています。永瀬七段の指し手は▲9八玉でした。以下△9六飛▲9七歩△4六角▲同歩△同飛が変化の一例で「難しいながらも後手ペース」と立会人の木村九段は解説しています。

(琵琶)

金沢市民の台所といわれる近江町市場に藤森五段と室田女流二段が訪れました。海産物を中心に石川県の名産が楽しめる人気スポットのひとつです。白身の王様といわれるのどぐろを楽しみました。藤森五段は「のどぐろ特有の脂が濃厚で絶品でした」と頬を緩めていました。あぶりのどぐろを楽しんだ室田女流二段は「濃厚な味わいが口の中に広がって美味しかったです」と満足げに語っていました。

Dsc_3092

Dsc_3102

Dsc_3107

Dsc_3118

Dsc_3128_2

(琵琶)

15時、対局者におやつが運ばれました。渡辺棋王がショートケーキとホットコーヒー。永瀬七段がバナナ3本とホットコーヒーです。午前と同様にフルーツ盛り合わせが添えられました。

Dsc_3295

Dsc_3296_2

Dsc_3299

Dsc_3307

Dsc_3301

(琵琶)