2018年3月30日 (金)

控室が盛況なら、2階の大盤解説会場も盛況だ。16時30分に大盤解説会の受付が始まったが、5分ほどしても行列が続いていた。解説会開始は17時から。

Dsc_0224(決着局を見ようと、多くのファンが詰め掛けた)

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図は3四の銀に当てて、永瀬七段が自陣に桂を打った局面。継ぎ盤では▲4三歩△3四桂▲5三とが検討され「先手優勢」や「勝勢まであるかも」の声が聞こえ出した。

Dsc_0156(6連覇に向けて視界良好か)

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Dsc_0198(控室を訪れた加藤桃子女王。右は囲碁棋士の木部夏生二段)

Dsc_0212(控室を訪れた竹部さゆり女流三段、渡辺弥生女流初段)

Dsc_0216(17時から2階で大盤解説を行う阿久津主税八段。「まだネクタイしてないんだけど」と笑顔を見せる)

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図は▲7七桂に△1五歩と後手が端を攻めた局面。立会人の飯野七段は「先手を持ちたいという棋士が多いでしょうね」と話す。角の働きの違いが大きい。継ぎ盤では▲6五歩△8四角▲3八玉の進行が調べられている。図の△1五歩を▲同歩と取ると△1八歩とたたかれて、後手の攻めが速くなってしまう。

Dsc_0153(角を手持ちにしている渡辺棋王が指しやすいといわれている)

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