2022年3月20日 (日)

Dsc_8205 (日光きぬ川ホテル三日月から徒歩10分ほどのところにある鬼怒楯岩大吊橋。鬼怒川に架かっている)

Dsc_8237 (橋から見える鬼怒川。栃木県を代表する川の一つだ。対局前日に対局者が乗った列車は「きぬがわ」号だった。鬼怒川は茨城県南部で利根川と合流し、千葉県銚子市で太平洋に流れる)

Dsc_8229 (鬼怒楯岩大吊橋から上流を見る。ごつごつした岩がダイナミック)

(銀杏)

Dsc_8196 (東武鉄道鬼怒川線の鬼怒川温泉駅。鬼怒川温泉の玄関口だ)

Dsc_8187 (駅を出ると、すぐに日光きぬ川ホテル三日月が目に入る)

Dsc_8181(鬼怒太の像)
鬼怒太 https://www.pref.tochigi.lg.jp/a03/town/shinkou/shinkou/tochichara/kinuta.html

Dsc_8162 (鬼怒川温泉駅の近くに足湯がある)

Img_0496 (東武鬼怒川線で運行しているSL大樹号。運転日の時間があえば、転車台入線の様子を見ることができる。3月21日撮影)

Img_0515 (SLと接続する列車。鬼怒川温泉駅から東武ワールドスクウェア駅、下今市駅に移動する)

(銀杏)

10時になり、午前のおやつが出されました。渡辺棋王はホットコーヒー、永瀬王座はホットコーヒー2杯です。
(銀杏)

Dsc_8454 (渡辺棋王のおやつ)

Dsc_8459 (永瀬王座のおやつ)

20220320a

図は9時30分ごろの局面。本局は先手の渡辺棋王が矢倉を志向しました。前日に広瀬章人八段が予想していました。
永瀬王座は中住まいに構えて、△1三角と角をぶつけました。後手陣に大駒の打ち込みの隙がないのを生かすつもりですが、手元のデータベースで調べても類例が出てきませんでした。
対する渡辺棋王も5分で▲4六銀と繰り出し、△4四歩にすぐ▲3五歩と攻めました。公式戦に出ていない展開でも、指し手がしばらく早いのは近年における序盤戦の一つの傾向です。早指しなのではなく、双方研究十分なのです。研究の深さのすごみや、現在の棋士による争いの厳しさを感じます。

Dsc_8323 (工夫した永瀬王座)

(銀杏)

本局はABEMAで動画中継されます。将棋チャンネルの放送とABEMAプレミアム限定のペイパービューによるマルチアングル放送の2種類あります。
【将棋チャンネル】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/DAgk3mKndgv6X9
解説・聞き手は三枚堂達也七段、藤森哲也五段、伊藤沙恵女流名人、村田智穂女流二段

【ペイパービュー】
https://abema.tv/payperview/EhZJaNEubhNVRR
解説・聞き手は田中寅彦九段、佐藤紳哉七段、野田澤彩乃女流初段。

定刻9時になり、対局が始まりました。

Dsc_8417 (立会人の木村九段が「定刻になりました。棋王戦第4局、渡辺棋王の先手番で対局を始めてください」と告げて一礼)

Dsc_8428 (渡辺棋王の初手は▲7六歩)

Dsc_8433 (永瀬王座の2手目は△8四歩)

(銀杏)