2022年2月 6日 (日)
対局再開
休憩中の対局室
昼食休憩
焼津グランドホテル2
焼津グランドホテル1
焼津グランドホテルは焼津市の北部にあるオールインクルーシブ(食事や飲み物、施設利用がすべて料金に含まれること)のホテル。駿河湾に面した山あいにあり、その眺望は絶景です。お風呂は焼津温泉。食事は焼津の海の幸が楽しめます。棋王戦は今回で3回目の開催となります。
(東側は海に面している。オーシャンビュー。伊豆半島が見える)
(ホテルのフロントには、焼津市のマスコット「やいちゃん」がいた)
(牛蒡)
52手目△8八歩の局面、▲8八同金☖8六飛☗8七金☖8三飛☗8六歩☖8八歩……という千日手の筋が見えていました。後手番で千日手は十分な成果です。
実戦は▲8八同金☖8六飛に▲6七金と先手が打開しました。▲6七金は「前向きな手」との評判です。永瀬王座は上着を脱ぎ、ワイシャツ姿になりました。












図の局面で12時になり、渡辺棋王が33分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲永瀬1時間16分、△渡辺1時間21分(持ち時間は各4時間)。昼食は両者とも「旬彩御膳」。対局は13時に再開されます。

















後手の渡辺棋王が雁木を採用しました。永瀬王座は矢倉模様ですが、角の活用を優先して1歩得を果たしています。渡辺棋王は歩を取らせる間に玉金銀を多く動かしています。先手は歩得、後手は手得を主張する戦いになりました。






