2019年12月27日 (金)

Dsc_4332(御神木の大銀杏はすっかり葉を落とした)

Dsc_4328(ハトがイチョウの上を歩く)

Dsc_4340(鳩森神社では、大祓の茅輪くぐりの準備が整えられていた)

Dsc_4336(将棋堂は、新年の祈願祭で御扉が開かれる)

Dsc_4344(国立競技場は3年に渡る立て替え工事を終えた。来年の東京オリンピック・パラリンピックで使用される予定)

(紋蛇)

46_2△4四歩の局面で昼食休憩に入り、佐々木五段は昼食休憩を挟む56分の考慮で▲2六飛としました。

47▲2六飛は▲3七桂で生じる桂頭のキズをカバーしながら、後手に手を渡した意味でしょうか。本田四段は△6六歩▲同歩△3八角と動いています。

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以下▲4八金△7四角成▲7七桂△4二金右と進んでいます。

54後手は馬を作り、ポイントを挙げました。先手は▲7七桂と活用し、場合によっては▲6八玉から9筋での端攻めを受け流そうとしています。最終手の△4二金右は渋い手で、馬を自陣に引きやすくして守りやすくし、また△5二馬~△4三馬~△7六馬と攻める含みを作っています。
方針は後手のほうが分かりやすく、先手はどうやってスキを作らずにまとめるか、腕が問われています。

Dsc_4248_2(朝の本田四段。現在は馬を作り、リードを奪いにいった)


(紋蛇)

12月28日発売予定の『将棋世界』2020年2月号が、控室に届けられました。巻頭カラーには第45期棋王戦挑戦者決定二番勝負第1局・佐々木大地五段-本田奎四段戦だけではなく、第32期竜王戦七番勝負第5局、新春インタビューの藤井聡太七段「17歳の『研鑽』王将リーグを語る」、女流名人戦挑戦者・谷口由紀女流二段インタビューなど、盛りだくさんな内容です。

Dsc_4322(付録は森信雄七段の『逃れ将棋』。王手を正確に逃げきれるかを読む問題だ)

Dsc_4325(今期の棋王戦挑戦者決定二番勝負の記事は、巻頭カラー)


(紋蛇)

Dsc_4302(対局再開前)

Dsc_4314(12時40分に対局が再開されても、佐々木五段に指す気配はなかった)

Dsc_4320(研究手をぶつけたと思われる本田四段。現局面も想定内なのだろうか)

(紋蛇)

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図の局面で佐々木五段が11分使ったところで正午になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲佐々木1時間2分、△本田41分。対局は12時40分に再開されます。

昼食注文は、佐々木五段が将棋会館近くのキッチンカー・河合農園の「雑穀米を使ったロールキャベツ(トマトソース)」。本田四段がほそ島やの「玉子とじうどん」です。
Dsc_4300「雑穀米を使ったロールキャベツ(トマトソース)」。たっぷりのトマトソースの下に、大ぶりのロールキャベツが2つ隠れている。

Dsc_4289「玉子とじうどん」

(紋蛇)

Dsc_4220(本田四段、佐々木五段の順に入室した)

Dsc_4227(上座の佐々木五段が駒箱を開け、順に並べていく)

Dsc_4241(佐々木五段の振り歩先で振り駒が行われ、歩が4枚。佐々木五段の先手が決まった)

Dsc_4249(後手になった本田四段。メガネを外し、しばらくうつむいていた)

Dsc_4258(佐々木五段は背筋を伸ばして、対局開始を待つ)

(紋蛇)

渡辺明棋王への挑戦権を争う、第45期棋王戦挑戦者決定二番勝負。第1局で佐々木大地五段が本田奎四段を破り、第2局にもつれ込みました。本局を制したものは挑戦権を獲得し、規定により昇段します。

対局は12月27日(金)10時開始、持ち時間は各4時間。対局場は東京・将棋会館「特別対局室」です。先後は振り駒で決定します。

AbemaTVでは、動画中継されます(解説はなし)。

【[情報LIVE]第45期棋王戦 挑戦者決定戦第ニ局 佐々木大地五段対本田奎四段】

https://abema.tv/channels/shogi-live/slots/AUBnYyWhAKbb3u


棋譜・コメントは睡蓮、ブログは紋蛇が担当します。よろしくお願いします。

Dsc_4212(対局ボード)

(紋蛇)