永瀬六段は9時45分頃には着座し、姿勢を正して待っていた。
三浦九段は55分過ぎに颯爽と早足で入室。
(八雲)
永瀬六段は9時45分頃には着座し、姿勢を正して待っていた。
三浦九段は55分過ぎに颯爽と早足で入室。
(八雲)
振り駒の結果は「と金」が4枚。永瀬六段の先手に決まり、対局は定刻の10時に開始されました。
永瀬六段は初手に▲7六歩。
三浦九段は△8四歩と応じました。
図は10時10分頃の局面。永瀬六段は3手目に▲6八銀として矢倉を目指しました。対して三浦九段は18手目△5三銀右と急戦模様に出ています。
(八雲)
渡辺明棋王への挑戦権を争う第39期棋王戦は、挑戦者決定二番勝負を迎えました。大舞台に勝ち進んだのは三浦弘行九段と永瀬拓矢六段です。
◆三浦 弘行(みうら ひろゆき)九段◆
1974年2月13日生まれ、群馬県出身。西村一義九段門下。1992年、四段。2013年、九段。棋士番号は204。
タイトル戦登場は4回。獲得は棋聖1期。棋戦優勝は2回。
◆永瀬 拓矢(ながせ たくや)六段◆
1992年9月5日生まれ、神奈川県横浜市出身。安恵照剛八段門下。2009年、四段。2013年、六段。棋士番号は276。
2012年、第2期加古川青流戦と第43期新人王戦で優勝。
本棋戦はベスト4以上で2敗失格制を採用しており、ここまで無敗の三浦九段は二番のうち1勝で、1敗の永瀬六段は2連勝で挑戦者に決まります。つまり本局で三浦九段が勝てば即挑戦者に決定、永瀬六段が勝てば、決着は第2局に持ち越しとなります。
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