2014年3月16日 (日)
大盤解説会始まる
(黒部市の隣、魚津市出身の村田顕五段)
「後手は歩を成り捨てた以上、技をかけにいくのでしょう」
(室田女流初段は、アマチュア向けに丁寧に変化を解説していた)
室田女流初段は、本局の主催者「北日本新聞」で人生相談のコーナーを担当しています。北日本新聞のHPから悩み相談の投稿ができます。投稿ページはこちら。
対局は図の局面で三浦九段が長考中。解説会場ではここで「次の一手」が出題されました。村田顕五段は、候補手として(1)△2七歩、(2)△5五角を挙げました。(1)△2七歩以下は▲同飛△4五桂▲4六銀△3八角(参考1図)と進みます。40手目△8七歩成に▲同金△8七歩▲7七金も考えられましたが、この変化に進んだ際に(参考2図参照)玉が狭いのが気になったのかもしれない、とのことです。(2)△5五角以下は▲4六銀に△9九角成、あるいは△2七歩なども考えられるようです。
(八雲)
黒部峡谷
対局再開
昼食休憩
後手歩損解消
図は38手目△3五飛の局面。三浦九段は飛車を使って歩損を解消しました。このまま収まれば後手まずまず。先手は反発したい局面です。渡辺棋王が具体的な手段を考えています。(銀杏)
指導対局
10時回り、現地では指導対局が始まっています。
日時:3月16日(日)午後1時~対局終了まで
会場:黒部市宇奈月国際会館 セレネ
解説:村田顕弘五段、聞き手:室田伊緒女流初段
参加費:1,000円
(八雲)