棋王戦には奇妙なジンクスがある。挑戦者決定トーナメントはベスト4以上に2敗失格という独自のシステムがあるのだが、年々勝者組と敗者組が交互に挑戦権を取っているのだ。詳しくは下記画像(人名敬称略)をご覧いただきたい。この流れからすると「次は敗者組の番」となるのだが、今期の結果は果たして。
(棋王戦の挑戦者決定戦出場者。赤字がその期の挑戦者)
(文)
棋王戦には奇妙なジンクスがある。挑戦者決定トーナメントはベスト4以上に2敗失格という独自のシステムがあるのだが、年々勝者組と敗者組が交互に挑戦権を取っているのだ。詳しくは下記画像(人名敬称略)をご覧いただきたい。この流れからすると「次は敗者組の番」となるのだが、今期の結果は果たして。
(棋王戦の挑戦者決定戦出場者。赤字がその期の挑戦者)
(文)
初手から▲7六歩△8四歩▲6八銀と進み、先手の羽生三冠が矢倉を志向する立ち上がりになった。後手の渡辺竜王ががっちり組み合う方針を選び、重厚な、いかにも矢倉らしい形に進んでいる。先手の作戦は4六銀・3七桂型と呼ばれるもので、スピードと爆発力のある攻撃的な布陣だ。最近研究が深く進んでいる分野で、ある変化では91手目まで前例をたどり、そこから勝負、といった例もある。本局はどのような展開になるのだろうか。
(文)