現地大盤解説会始まる 事前申し込み制で、定員200人のところ500人を超える申し込みがあった。当選者にはすでに入場整理券を発送しており、整理券をお持ちでないお客様は入場できない。 「中学を卒業した15歳で焼津を出ました。地元の焼津でタイトル戦が行われて感慨深いものがあります」と語る青野九段。また控え室では「このあたりを自転車で静岡のプールに行っていました。いま思えばよく通ったなぁ」としみじみと話していた。 大盤解説会の聞き手を務めるのは青野九段の弟子である安食女流初段。 (吟)
休憩時の対局室 先手陣から見た休憩時の盤面。このあと、激しい展開を繰り広げることになろうとは……。 先手の構えは玉飛接近。しかし頭に2枚の銀で防御壁。 対局室から見た風景。曇り空から雨が落ちてきた。対局室の中も外も荒れ模様か。 (吟)
久保棋王、決断 対局再開から13分、久保棋王が△6六角と郷田陣に襲い掛かった。以下▲同歩△4五歩▲5七銀△3六飛まで進み、ここまでは控え室でも想定されていた手順。そこで先手はいろいろあると言われていたが郷田九段はすぐに▲2八飛と飛車を2筋に戻した。まるで「読み筋ですよ」と言わんばかりの早さであった。 決断した久保棋王。アーティストはこれからどのような旋律を奏でてくれるのか。 (吟)