図は詰めろを受けて▲８六香と打った局面。この手は▲８三飛成の詰めろ。△７四金と受けるのは▲８三飛成△６二玉▲６三銀△５一玉▲７四竜△４一玉▲７二竜（参考図）で▲２三歩が残ります。

検討陣の見解は依然、先手優勢。

（控え室の検討も盛り上がる）

（翔）

まもなく18時。局面は先手が優勢と見られています。

（棋士室でも先手優勢で意見が一致している）

（室谷女流１級、村田六段らの検討）

（翔）

（大盤解説会は60人以上が来場して満員となっている）

（解説は井上慶太九段）

（翔）

（30人以上が棋士室で検討している。級位の奨励会員も多い）

（斎藤三段、村田智弘六段、宮本三段）

（福間三段、神崎七段らの検討）

（室谷女流１級、片上六段）

（翔）

図の▲５二銀はあまり予想されていませんでした。△５三金や△７三金が有力ですが、△６二金も考えられるようです。

▲５二銀△６二金▲７四桂△７三玉▲６二桂成には、△７七角左成▲同金△同角成▲同玉△６五桂▲６八玉△５六桂▲５九玉△３九飛（参考図）▲４九香△６八銀▲同金△４九飛成▲同玉△４八金までの詰みがあります。

（翔）

（井上九段、船江四段、淡路九段らがモニターを前に検討）

（ある変化の詰みの有無を考える船江四段と淡路九段）

（翔）

【70手目棋譜コメントより】
久保の左手が舞い、△９五角と躍り出た。
「こうなると後手もかなりのものですね」（脇八段）。
３階の検討を見ていない４階の脇八段もここで▲８六香を指摘している。以下、△６二銀▲６三成桂△同銀▲９六歩△６二角▲６一飛△７一桂▲９五桂△８四歩（参考図）が一例となっている。

「この変化は先手が攻め切れないでしょうか」（浦野七段）。

（翔）

（立会人の脇八段が検討）

（浦野七段らがモニターを前に検討）

（翔）

（西川和宏四段や片上大輔六段が検討している）

（17時から大盤解説を担当する井上慶太九段が隣の検討を見ている）

（翔）

関西将棋会館３階の「棋士室」。ここは日頃、関西の棋士や奨励会員が練習将棋を指したり、公式戦の検討を行ったりする部屋です。

（西川和宏四段らが検討。東京所属の片上大輔六段も検討している）

（室谷由紀女流１級＝写真右＝も検討）

（翔）