2011年3月18日 (金)

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今年7月に関西将棋会館は竣工30周年を迎える。(51手目棋譜コメント参照)
こけら落としの対局の記録係を務めたのは本局のネット解説である浦野真彦七段(当時奨励会二段)。懐かしそうにデータベースに入った棋譜を鑑賞していた。

(翔)

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(休憩時の盤面)

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(観戦記の本間博六段、記録係の西田拓也三段、立会人の脇謙二八段)

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(渡辺明竜王が先に入室。棋譜用紙を確認する)

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(久保利明棋王も再開前に入室)

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(51手目▲2二歩成を着手する渡辺竜王)

(翔)

Ban1
(47手目▲2三歩の局面。「早いねー」と控え室で歓声が上がる。その後△3一銀▲2四飛△2一歩と進んだ。▲2二歩成が厳しいのではないかと言われている)

(翔)

Kiou201103181_41 11時過ぎ、渡辺竜王は▲5七銀と引きました。次に▲4三銀成(△同金なら▲2二角成)がありますが、△6五桂の角銀両取りは大丈夫なのでしょうか。

解説・浦野真彦七段(棋譜コメントより)
「後手の陣形が完成前なので強気に出ましたね。△6五桂は当然あります。以下、▲2二角成△同金▲4三銀成が目につきますが、さすがに無理なような気がします。他には▲9五角と出て△5七桂成▲同金直で後手は飛車取りをどうするか」

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(対局開始前、渡辺明竜王)

(翔)

本日は対局が行われている関西将棋会館で、17時から井上慶太九段による大盤解説会が行われます。入場料は1200円(支部会員・大学生1100円、シルバー・高校生900円、女性・小中学生・身障者600円)。
関西将棋会館はJR大阪環状線福島駅の改札を出て左に徒歩2~3分。ローソンの向かいにあるレンガ色の建物です。

詳しい大盤解説会情報は関西将棋会館ホームページをご覧ください。

Inoue
(井上慶太九段。3月3日に九段に昇段したばかり)

(翔)

Kiou201103181_38 「すぐに△6五歩も考えられましたが、▲5七銀と引かれて先手の角筋が通り▲1一角成が残ります。銀を引かせて気持ちが良いのですが、一時力と見たのでしょう。△2二銀は瞬間的に感触が悪いのですが、次に△3三銀▲同銀成△同角となれば違和感はなくなります」(浦野七段)。

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(対局開始前、瞑想する久保利明棋王)

(翔)