大盤解説会、解説者交替 (15時30分頃の解説会場。立ち見が増えている) (後ろの方には急遽席が設けられた) (スクリーンに映る対局室の様子) (大盤解説は新潟大学将棋部のOB・OGペアに交替) (早川俊さん。新潟のアマ強豪だ) (新潟市制作企画部の鴨井理紗さん) (文)
笑顔の絶えない控室 14時30分、控室では大盤解説を担当する近藤六段と矢内女流四段が休憩中。近藤六段のまわりでは自然と相好がくずれるのか、控室では笑いが絶えない。 (休憩中の二人。近藤六段のトークのおもしろさに、「ステージを降りて観客席で聞こうかと思いました」と、矢内女流四段) (本対局協賛の株式会社ブルボンから、控室に差し入れ) (文)
久保棋王、苦心の手順 図は14時頃の局面。2八にいた金を3八へ寄ったところだ。桂を跳ねた形が安定していないので、銀冠に構えて形を整えた。ただし穴熊から銀冠への組み換えは手損。予定変更の非常手段という印象だ。なんとか4筋の位を生かして攻めようとする、久保棋王の苦心が垣間見える手順。いっぽうの渡辺竜王はがっちりと穴熊に囲って万全の迎撃態勢。先手が動いてきたところで「うまくパンチを合わせられれば優勢、というのが後手の考え方」とは佐藤紳哉六段の言だ。 (手順に工夫を凝らす久保棋王。写真は対局再開時の様子) (文)