2022年3月20日 (日)

永瀬王座が工夫の動きを見せる

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図は9時30分ごろの局面。本局は先手の渡辺棋王が矢倉を志向しました。前日に広瀬章人八段が予想していました。
永瀬王座は中住まいに構えて、△1三角と角をぶつけました。後手陣に大駒の打ち込みの隙がないのを生かすつもりですが、手元のデータベースで調べても類例が出てきませんでした。
対する渡辺棋王も5分で▲4六銀と繰り出し、△4四歩にすぐ▲3五歩と攻めました。公式戦に出ていない展開でも、指し手がしばらく早いのは近年における序盤戦の一つの傾向です。早指しなのではなく、双方研究十分なのです。研究の深さのすごみや、現在の棋士による争いの厳しさを感じます。

Dsc_8323 (工夫した永瀬王座)

(銀杏)