2022年3月

2022年3月20日 (日)

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図は昼食休憩の48手目△1五角の局面。以下▲2七飛△2六歩▲2八飛△3七歩成▲同桂△3六歩▲2五桂と進みました。昼食休憩時に木村九段は△1五角に▲2五飛△3三桂▲3五飛△2八歩▲1五飛△同歩▲2四歩や本譜の▲2七飛を示していました。「どこまでいっても難しい。永瀬王座も早く戻って考えていますし、いいとか悪いとかの判断がつきかねていると思います」と木村九段は話していました。
また、本譜の△3六歩に▲4五桂と活用したくなりますが、▲2五桂は▲3三歩△同桂▲1三桂成の筋を見せた意味があります。
(銀杏)

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Dsc_8743 (スカイベリーを食べる木村九段)

対局者の昼食は「家康公ゆかりのお弁当」。文献により徳川家康が食したといわれる食べ物が入っています。また、渡辺棋王にはいちごの「とちあいか」と「スカイベリー」を1つずつ、永瀬王座は「とちあいか」と「スカイベリー」を2つずつをデザートに提供されました。
栃木県の名物といえば、いちご。とちあいか、スカイベリーともに、2010年代に開発された新しい品種です。
(銀杏)

Dsc_8643 (対局者の昼食)

Dsc_8638 (お弁当のメニュー)

Dsc_8735 (渡辺棋王に出されたいちご。左が「とちあいか」、右が「スカイベリー」)

Dsc_8740 (永瀬王座はいちごを2つずつ)

11時5分ごろに木村九段がABEMAにゲスト出演しました。

Dsc_8575 (ゲスト出演する木村九段。木村九段の裏が対局場)

Dsc_8589 (日光東照宮の客殿で対局が行われている。建築家の丹下健三氏が手掛けた)

Dsc_8591 (2階が対局場)

Dsc_8467 (同所の別の会場で2017年4月に第2期電王戦第1局の▲PONANZA-△佐藤天彦叡王戦が行われた。永瀬王座はそのときに解説者として訪れている)

Dsc_8772 (客殿の隣にある日光東照宮美術館。ここは旧社務所で、第3期竜王戦七番勝負第2局▲羽生善治竜王-△谷川浩司王位戦が指された)


Dsc_8480 (屋根の上に雪が残る)