2021年12月

2021年12月21日 (火)

12時40分、対局が再開されました。

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A7304768(再開直前、永瀬王座は数秒ほど苦悶の表情を浮かべていた)

A7304796(再開後の一手は△9四歩)

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A7304819(郷田九段は▲9九玉と穴に潜る)

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(玉響)



20211221_4112時、永瀬王座が19分使って昼食休憩に入りました。消費時間は☗郷田27分、☖永瀬1時間12分。昼食注文は、永瀬王座が「骨付き鶏もも肉のガーリックローストセット」(アンフォラ)、郷田九段が「麻婆豆腐焼きそば」(紫金飯店)。そのほか、永瀬王座はドリップコーヒー2つ、バナナ3本の買い出しも注文しています。対局は12時40分に再開されます。

A7304720_2(永瀬王座のメニュー)

A7304717(郷田九段のメニュー)

(玉響)

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上図は7九にいた玉を8八に移動させて総矢倉を完成させた局面です。ここで△6五歩▲同歩△同桂が気になる筋ですが、以下▲6四歩△7二銀▲6六銀右△7七桂成▲同桂(参考図)と応じて先手十分の分かれ。銀桂交換の駒損ながら、6四に打ち込んだ歩のクサビが大きいです。

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A7304648(朝の郷田九段)

(玉響)

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先手のオーソドックスな矢倉に対し、後手は中住まいに構えました。後手玉は7二なら右玉戦法として見慣れた形ですが、よりバランスを取って5二に移動させたのがいかにも現代流です。先手玉は8八に入城させると2二角の射程に入るため、囲うとしても7九玉型にとどめておくことになりそうです。

A7304635(朝の永瀬王座)

(玉響)

2021年12月20日 (月)

渡辺明棋王への挑戦権を争う第47期棋王戦挑戦者決定二番勝負は、12月21日(火)に東京・将棋会館で第1局が行われます。挑戦者決定トーナメントを勝ち上がってきたのは、永瀬拓矢王座と郷田真隆九段。ここまで無敗の永瀬王座は、本局に勝てば挑戦権獲得です。一方の郷田九段は敗者復活組のため、挑戦権獲得には2連勝が必要となります。持ち時間は各4時間。先後は振り駒によって決定されます。本局の観戦記担当は、君島俊介さんです。

【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/47/kiou202112210101.html

本局の中継は、棋譜・コメントを文、中継ブログを玉響が担当します。よろしくお願いいたします。

(玉響)