(主催者あいさつ 砂塚隆広・北國新聞社常務取締役)
「ついこの間まで、お迎えするにも大雪で生活が大変という状態でしたが、天気もよくなってきました。北國新聞は棋王戦に第23期から参加し、金沢での対局を誘致してきました。第24期だけ第4局で羽生棋王が3連勝して実現しなかったのですが、それ以降は続いていまして、今回が20回目の金沢対局です。昨今の将棋人気のあと押しを受けて、明後日のジュニア棋王戦は157人の子ども達が参加します。裾野を広げる意味でも、今回の対局が楽しみです」
(主催者あいさつ 森内俊之・日本将棋連盟専務理事)
「金沢市は長い歴史があるだけでなく、文化的な観光都市として知られています。昨年は私は立会人でしたか、何度か何回か対局者として参りました。勝ってタイトル獲得した一番もありましたが、負けて失冠したこともありまして。当時は北陸新幹線が通っていなかったので、始発の在来線で寂しく帰ったこともあります(笑)。金沢は好きな街なので、北陸新幹線が開通してさらに身近に感じてうれしく思っています。第1局は渡辺棋王が先勝しましたが、第2局以降も互いに持ち味を発揮し、最後までどちらが勝つかわからないような熱戦が繰り広げられることを期待しています」
(乾杯 田谷陽司・北陸放送事業局長)
「明日の対局が、平昌オリンピックよりはるかに盛り上がって、熱戦になることを祈って、乾杯!」
(書き起こし=紋蛇、撮影=琵琶)