2018年2月
関係者打ち合わせ
石川県金沢市へ
第2局は恒例の金沢対局
渡辺明棋王に永瀬拓矢七段が挑戦する第43期棋王戦五番勝負。渡辺棋王の先勝で第2局を迎えます。渡辺棋王が連勝するのか、それとも永瀬七段が勝って1勝1敗とするのか。第2局は2月24日(土)石川県金沢市「北國新聞会館」で行われます。
立会人は木村一基九段、記録係は冨田誠也三段。現地大盤解説は藤森哲也五段、聞き手は室田伊緒女流二段。ニコニコ生放送の解説は広瀬章人八段、聞き手は山口恵梨子女流二段。AbemaTVの解説は佐々木勇気六段、黒沢怜生五段、聞き手は藤田綾女流二段、中村桃子女流初段です。
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(琵琶)
感想戦(2)
感想戦(1)
大盤解説会場に
終局直後
―― 終盤はかなり大変に見えましたが。
渡辺 入玉されてしまったので、ちょっと攻めかたがおかしかったですね。
―― 序盤からうまく作戦が決まったように見えましたが。
渡辺 歩を4枚持って、収まったあたりはうまくいっていると思ったのですが。飛車を取ったあとに方針が一貫していませんでした。ちょっとチグハグでしたね。
―― 勝ちを意識されたのは?
渡辺 ▲2九金(169手目)から飛車が取れて、ようやく寄るか駒が取れるかという形になったので。それまでは相入玉の可能性が出てきたなと思っていました。
―― シリーズとしては大きな1勝だと思いますが。
渡辺 次局以降に継続できるように頑張ります。
―― 序盤はかなり苦しい局面が続いたように思いましたが。
永瀬 勝負どころができないような気がしたのですが。
―― 中盤から終盤は、反撃というか永瀬さん独特の粘りが出たように思いますが。
永瀬 入玉できればという将棋なので、勝ちにはなかなかならないので楽しみは少ないのですが。少し勝負どころができて、もう少し差を縮める延命策があったのかと思います。
―― 今日は雁木でしたが、予定ですか?
永瀬 今日はこれでと。
―― 惜しくも敗れましたが、第2局以降に向けては?
永瀬 序盤でかなり苦しくなってしまったので、その点を修正して頑張りたいなと思います。
(吟)
渡辺棋王が先勝
(文)