金沢市は石川県の中央南部に位置する県庁所在地。西は日本海に面し、東には白山山脈があります。江戸時代には加賀藩の城下町として発展しました。土塀のある武家屋敷跡や入り組んだ街路、「加賀百万石まつり」といった行事に、その面影を残しています。伝統的な美術工芸が盛んで、金箔、加賀友禅、加賀蒔絵漆器、九谷焼、大樋焼、桐工芸などが有名。高湿な気候は箔打ちや漆塗りに適しており、中でも金箔は全国の生産量の99パーセントを占めています。古くから茶の湯の文化が発展してきたことから、京都市、松江市と並んで和菓子どころとして知られています。
金沢市での棋王戦開催は15年連続。近年は北國新聞会館が対局場として使われています。
【金沢市公式ホームページ いいね金沢】
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/
(金沢市役所。2014年撮影)
(北國新聞会館)
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