2012年12月26日 (水)

圧倒的物量

_100時刻は18時過ぎ、手数は100手を超えた。盤上を見れば、羽生三冠の金銀によって占拠されている。さらに自陣の竜が「鉄壁のゴールキーパー」(片上六段)で、先手玉の寄りが見えない。後手としては攻め合いが望みにくい状況になっているわけで、先手から一方的に攻められる展開が見え、苦しい状況だ。形勢は先手ペース。
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(継ぎ盤を囲む輪が大きくなっている。北島忠雄六段の姿も)
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(香川愛生女流初段も検討の様子を見ている)
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(長いこと継ぎ盤の後手側に座っていた片上六段が控室を出ると、そのままそこは空席になった。「何時間もこっち(後手側)に座っていたらつらいですよね」という声が聞こえた)

(文)