少しずつ動く 広瀬七段は▲7四歩(図)と突き捨てを入れ、以下△7四同飛▲7七金と進んだ。わざと金当たりにさせて、金を押し上げて飛車を圧迫する、という順だ。徐々に局面がほぐれてきたこともあり、検討が活発になってきている。控室には棋士の数が増えてにぎやかになってきた。継ぎ盤には寄せ合いの激しい変化が現れる場面も。 (森けい二九段=左、宮田敦史六段=右) (藤田綾女流初段) (伊藤四段=左、上野裕和五段=右) (文)