2022年8月26日 (金)

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図は63手目▲9三歩の局面。加藤女流三段は端を絡めて攻め合いました。急戦に出たのも、端攻めに期待してのものと想定されるため、構想通りの展開といえます。
▲9三歩以下、△同銀▲7四銀△同飛▲2二歩△8二銀▲2一歩成(下図)と左右から揺さぶって先手桂得。加藤女流三段がポイントを挙げました。
9筋の突き合いがなかったら、先手の攻めが単調で後手十分だったかもしれません。



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Dsc_6175 (戦果を挙げた加藤女流三段)

将棋会館の1階は販売コーナーで、将棋盤や駒、扇子などのグッズ、入門書から専門書までの棋書を取り扱っています。これらの商品は将棋連盟オンラインショップでも購入できます。

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Dsc_6202 (本局の対局者である加藤女流三段や里見香奈女流王座の扇子も)

Dsc_6231(扇子は人気のグッズ)

Dsc_6210 (書籍では森けい二九段著による里見香奈女流王座の実戦次の一手集『里見香奈 イナズマの一手』もある)
Dsc_6225 (前女流王座である西山朋佳白玲・女王の『実戦で学ぶ 振り飛車の勝ち方』は最近出た新著。佐藤康光九段の『佐藤康光 剛腕の一手』は直筆サイン入りで売られていた)

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図は48手目△5五歩の局面。午後に銀交換してからはじりじりとした進行が続いていましたが、14時になって上田女流四段が△5五歩と動いていきました。△5五歩は軽妙な攻めで、▲同飛は△3六歩、▲同歩なら△5六歩の垂れ歩が生じて効果的な突き捨てです。実戦は▲5五同角と加藤女流三段が応じています。

Dsc_6166(動いた上田女流四段)

Dsc_6162 (上田女流四段が先に対局室に戻る)

Dsc_6172 (加藤女流三段は昼食休憩に入ってからも10分ほど考えていた)

Dsc_6177 (対局が再開されると、加藤女流三段は▲3四銀を着手)

Dsc_6191 (上田女流四段は△3四同銀と応じる)

Dsc_6185 (対局室の様子)