2020年12月 1日 (火)

対局者の昼食は陣屋カレー(ビーフ)。そのほかに西山女流王座はアップルジュース、里見女流四冠はホットカフェラテ、ショートケーキ、柿を追加しています。
陣屋カレーは名物のひとつ。もともとはメニューになかったのですが、中村太七段の師匠・米長邦雄永世棋聖が注文したのが始まりだったといわれています。

※対局者とは別に注文したものを撮影しています。

Dsc_5265(西山女流王座の昼食)

Dsc_5261(里見女流四冠の昼食)

Dsc_5256(豊富なトッピングも楽しみのひとつ)

Dsc_5247(昼食休憩時の対局室)

Dsc_5249(大山康晴永世十五世名人の書が歴戦を見守ってきた)

Dsc_5239(現局面)

Dsc_5243(里見女流四冠の玉将)

Dsc_5242(西山女流王座の王将)

Dsc_5244_2(クリスタル製の碁盤が飾られている)

里見女流四冠の初手▲5六歩から相振り飛車に進んでいます。初手▲5六歩は第1局でも指され、相中飛車から先手が居飛車に戻す展開でした。本局は後手の西山女流王座が三間飛車に構え、里見女流四冠は向かい飛車に振り直しています。

20201201a

△7四歩は11時過ぎの局面です。立会人の中村太地七段に話を聞きました。

「先手は居玉ながら攻撃態勢に手をかける意欲的な駒組みです。後手はがっちり受け止めようとしていますね。まだ序盤ですが、一手でもミスすると急にバランスが崩れるので、神経を使う将棋だと思います。指したい手が多いのは後手で、高美濃や石田流に組み、左銀を活用したいところです。先手は▲4九玉から▲3九玉と指したいですが、そこまで玉は堅くならないので、動ける形を作れるかどうかでしょう。ポイントのひとつは先手の角で、いま気になるのは△5四歩ですね。次に△6五歩▲同桂△6四金と角をいじめる狙いですが、▲8五飛△7五歩▲同角で受かっているかもしれない。しかし、これは先手玉の位置が戦いに大きく影響するので、成立するかはケースバイケースです」

午前のおやつは、里見女流四冠がホットカフェラテです。西山女流王座には、対局前からアイスコーヒーが出されています。

Dsc_5230(ホットカフェラテ)

2020年11月30日 (月)

【煮物】

無花果田楽

Dsc_5093(無花果と黒毛和牛をユズ入りの甘い味噌でまとめた逸品。ユズの香りがさわやかだ)

Dsc_5100(赤だしの具材はナス。焼きナスの香りがアクセントになっている)

【季節の水菓子】

Dsc_5108(あまおう、種無し柿、姫りんご、秦野ナデシコ、ルレクチェ。秦野ナデシコは食用花。姫りんごはマスカルポーネが入っており、キャラメルがかけられている。姫りんごのシャキシャキした食感との相性がよい)

陣屋では、持ち帰りのできる会席仕立て膳を販売しています。詳細はホームページをご覧ください。

本日の更新は以上で終了です。明日の中継もお楽しみに。