2020年12月 1日 (火)
昼食休憩時の対局室
昼食休憩
観戦記は日本経済新聞で
戦型は相振り飛車
里見女流四冠の初手▲5六歩から相振り飛車に進んでいます。初手▲5六歩は第1局でも指され、相中飛車から先手が居飛車に戻す展開でした。本局は後手の西山女流王座が三間飛車に構え、里見女流四冠は向かい飛車に振り直しています。
△7四歩は11時過ぎの局面です。立会人の中村太地七段に話を聞きました。
「先手は居玉ながら攻撃態勢に手をかける意欲的な駒組みです。後手はがっちり受け止めようとしていますね。まだ序盤ですが、一手でもミスすると急にバランスが崩れるので、神経を使う将棋だと思います。指したい手が多いのは後手で、高美濃や石田流に組み、左銀を活用したいところです。先手は▲4九玉から▲3九玉と指したいですが、そこまで玉は堅くならないので、動ける形を作れるかどうかでしょう。ポイントのひとつは先手の角で、いま気になるのは△5四歩ですね。次に△6五歩▲同桂△6四金と角をいじめる狙いですが、▲8五飛△7五歩▲同角で受かっているかもしれない。しかし、これは先手玉の位置が戦いに大きく影響するので、成立するかはケースバイケースです」
午前のおやつ
対局開始
朝の準備
本日のスケジュール
2020年11月30日 (月)
夕食会メニュー(3)
【煮物】
無花果田楽
(無花果と黒毛和牛をユズ入りの甘い味噌でまとめた逸品。ユズの香りがさわやかだ)
(赤だしの具材はナス。焼きナスの香りがアクセントになっている)
【季節の水菓子】
(あまおう、種無し柿、姫りんご、秦野ナデシコ、ルレクチェ。秦野ナデシコは食用花。姫りんごはマスカルポーネが入っており、キャラメルがかけられている。姫りんごのシャキシャキした食感との相性がよい)
陣屋では、持ち帰りのできる会席仕立て膳を販売しています。詳細はホームページをご覧ください。
本日の更新は以上で終了です。明日の中継もお楽しみに。