９時30分から受付が始まりました。
このあと開会式後、１回戦が始まります。
（５階の３室と４階の２室、すべてを使用する。写真は５階御上段の間）

（４階和室では、２部屋を使って８局が行われる）
（練習対局で肩慣らし）

主な対局規定です。

・対局は総平手、振り駒で行う。
・予選は２勝通過、２敗失格システム。決勝はトーナメント戦。
・持ち時間はすべて各20分（チェスクロック使用）で、使いきると１手30秒未満の着手。
・千日手は先後を入れ替えてすぐに指し直し、持ち時間は千日手局の残り時間を引き継ぐ（使いきっていた場合は初手から１手30秒の秒読み）。
・持将棋は27点法（入玉宣言法）を採用。同点の場合は後手勝ち。

本日のタイムスケジュールは以下のとおりです。表記時刻は目安で、進行状況により、変更になる場合がございます。

09:30　受付（事前申込）
10:00　開会式（ルール説明）

予選開始（２勝通過、２敗失格制）

10:10　１回戦
11:15　２回戦
12:20　３回戦　※１勝１敗者のみ
13:20　昼食休憩

決勝トーナメント開始（３ブロック制）

14:00　１回戦
15:05　準決勝
16:10　決勝戦（一次予選進出者決定戦）

おはようございます。本日は、リコー杯第14期女流王座戦アマチュア予選西日本大会の模様をお送りします。会場は大阪市福島区「関西将棋会館」で行われます。本大会を勝ち抜いた３名は、一次予選の出場権を獲得します。この中継ブログでは、対局結果の速報や会場の雰囲気をお伝えします。また、決勝戦の３局は、棋譜中継を行います。

【棋譜中継ページ１】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/14/joryu_ouza202404130101.html

【棋譜中継ページ２】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/14/joryu_ouza202404130201.html

【棋譜中継ページ３】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/14/joryu_ouza202404130301.html

（大阪は春の陽気で、暖かい日が続く）

本日の中継は夏芽、飛龍、武蔵が担当します。本日はよろしくお願いします。

加藤寿美香さん、大城千花さん、森美怜さんが一次予選進出を決めました。
以上で本日の中継を終わります。ご観戦いただきましてありがとうございました。

（大城千花さんは２年連続３回目のアマ予選突破）

――今日一日を振り返っていかがですか。

大城　結果はよかったのですが、内容はよくなかったので、そこは反省点です。

――決勝は小野ゆかりさんとの対戦でした。

大城　序中盤はうまくいったのですが、最後はわからなくて、少しおかしくしてしまったのかなと思います。

――ご自身の棋風を教えてください。

大城　周りからは攻め将棋とよくいわれます。

――一次予選に向けての抱負をお願いします。

大城　去年は１回戦で負けてしまったので、今年は勝ちたいと思います。

（別室でのインタビュー）

――１日を振り返っていかがでしたか。

森　今日は正直予選通過を目標にしていたので、まさか自分が勝ち上れるとは思っていなかったです。驚いています。

――決勝戦は苦しい局面もあったと思います。

森　中盤あたりで読み抜けがあってダメにしてしまったと思っていたんですけど、最後まであきらめず指そうと思っていました。

――手ごたえを感じた手はありましたか。

森　（102手目）△２三玉は自分の中では勝負手のつもりでした。よかったかどうかはわからないですが、自分らしく指せたと思います。

――普段はどちらで活動していますか。

森　３月まで神奈川大学の大学生でして、将棋部で指していました。

――最後に一次予選の抱負をお願いします。

森　公式戦に出場するのが初めてなので、悔いの残らないように指したいですね。

第１ブロックを勝ち抜き、一次予選出場を決めた加藤寿美香さんに話を聞きました。

――今日一日を振り返っていかがでしたか。
加藤　大会が久しぶりだったので疲れました。昨年12月の女子アマ王位戦以来、人と将棋を指したのも久しぶりでした。
――対局の内容はどう感じたでしょうか。
加藤　運がよかったのかなと思います。どの対局も進んでみると自分が思ったよりも形勢がよくなかったので、そのあたりは感覚がずれているのかなと指していて思いました。
――一次予選出場に向けての抱負をお願いします。
加藤　リコー杯はかなり出ていると思うんですけど、これまでご縁がなかったので、楽しみです。せっかく機会をいただいたので、悔いの残らない将棋を指したいですね。

最後に残った予選３ブロック決勝戦▲冨岡アマ－△森アマ戦は森アマの勝ちとなりました。終局時刻は17時44分。両者とも持ち時間を使いきりました。

（勝った森さん。粘ったすえの逆転勝ちだった）

（敗れた冨岡さん。あともうひと押しだった）

（仕掛け周辺から感想戦が行われた）

加藤さんが芦田さんに勝ちました。終局時刻は17時35分。消費時間は両者20分。加藤さんが自身初の一次予選出場を決めました。

（加藤さんはうまく端を攻めてリードを奪った）

（芦田さんは勝負に出たが、押し返せず）