おはようございます。対局日の朝になりました。本日のスケジュールは以下の通りです。

■一日のスケジュール
10:00　対局開始
10:30　午前のおやつ
12:00　昼食休憩入り
13:00　対局再開
14:30　午後のおやつ

15時45分から対局室の検分が行われ、使用する棋具、光の具合、室温などの対局環境に問題がないかの確認がなされました。

（里見香奈女流王座）

（加藤桃子女流三段）

（棋具は日本将棋連盟所蔵の品が使われる。駒は大竹竹風作の菱湖書）

（立会人の屋敷九段の主導で検分が進む）

（里見女流王座は自然体の様子）

（加藤桃女流三段は厳しい表情だった）

（カメラの位置についても、問題ないか対局者に確認された）

本局では、360度カメラ「RICOH THETA」で撮影した対局室の様子がリコー公式YouTubeチャンネルで生中継されます（音声なし）。

【リコー公式YouTubeチャンネル：リコー杯女流王座戦】
https://www.youtube.com/channel/UCBfX7SZKvKun33FyBvKxthQ

（検分終了後は、屋敷九段と記録係の北尾女流二段が明日の振り駒の手順について確認していた。振り駒は、リコー代表取締役 社長執行役員・CEOの山下良則氏が行う）

（床の間には女流王座戦の掛け軸が飾られる）

本日のブログ更新は以上で終了です。明日は10時に対局が開始されます。よろしくお願いいたします。

両対局者を始めとした関係者らは本日15時頃に椿山荘に入り、15時30分からホテル内の庭園で記念撮影を行いました。

（三重塔をバックに）

（椿山荘では、定時に庭園内に霧を出して雲海を作る演出が行われている）

【東京雲海】
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/unkai_lightup/

（弁慶橋の上で）

来月に創業70周年を迎える対局場のホテル椿山荘東京は、文京区目白の高台にあります。一帯は南北朝の時代から椿が多く自生する景勝地「つばきやま」として知られ、江戸時代には上総久留里藩主・黒田豊前守の下屋敷、明治時代には山縣有朋の邸宅「椿山荘」が建てられました。山縣有朋の築いた庭園を受け継いだホテル庭園では、四季折々に美しい景色を楽しむことができます。
女流王座戦五番勝負が当地で指されるのは、３期連続３回目です。

【ホテル椿山荘東京】
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/

（水と緑豊かな庭園）

（池には鯉が泳ぐ）

（朱塗りの弁慶橋）

（国の有形文化財に登録されている三重塔）

（庭園内には稲荷神社も）

（椿をかたどった絵馬）

（木々の葉は色を変え始めている）

（ご神木の椎の木。樹齢は500年を超える）

里見香奈女流王座に加藤桃子女流三段が挑戦する第12期リコー杯女流王座戦五番勝負が、明日の10月26日（水）にいよいよ開幕します。本五番勝負は、里見女流王座にとっては２連覇を懸けた戦い。加藤女流三段は、タイトル奪取に成功すれば女流王座獲得が通算５期に達し、里見女流王座に続いて二人目のクイーン王座の資格を得ます。過去の対戦成績は里見女流王座32勝、加藤女流三段10勝。女流王座戦五番勝負で戦うのは今回が３回目で、これまでの２回は里見女流王座が制しています。
第１局の対局場は、東京都文京区「ホテル椿山荘東京」です。対局開始は10時。持ち時間は各３時間。昼食休憩は12時から13時で、おやつは10時30分と15時に出されます。第１局のため、先後は振り駒によって決定されます。
本局の立会人は屋敷伸之九段、記録係は北尾まどか女流二段がそれぞれ務めます。日本経済新聞での解説担当は豊川孝弘七段です。
本局の中継は棋譜コメントを生姜、ブログを睡蓮が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

【リコー】
http://www.ricoh.co.jp/
【リコー公式YouTubeチャンネル：リコー杯女流王座戦】
https://www.youtube.com/channel/UCBfX7SZKvKun33FyBvKxthQ
【日本経済新聞電子版（囲碁・将棋）】
https://www.nikkei.com/culture/go-shogi/
【日本経済新聞電子版・五番勝負展望記事】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD218HB0R20C22A9000000/
【ホテル椿山荘東京】
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/

【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/12/joryu_ouza202210260101.html