2022年10月26日 (水)

Dsc_6715 (神田川方面に下る胸突坂。傾斜は16度と、かなりの急坂だ)

Dsc_6719_2(坂を下った先の駒塚橋から椿山荘を望む)

Dsc_6755 (神田川沿いに歩いてすぐの場所にある、肥後細川庭園。江戸時代末期に熊本藩藩主・細川家の下屋敷があった場所に開かれた公園だ)

Dsc_6756(入り口横の建物は、細川家の学問所として使われた「松聲閣」)

Dsc_6725(庭園内。中央の大池を中心に、園路が巡らされている)

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対局場のホテル椿山荘東京周辺を歩きました。

Dsc_6604 (椿山荘の最寄り駅は、東京メトロの江戸川橋。こちらは江戸川橋交差点で、高架には首都高速5号池袋線が走っている)

Dsc_6605 (すぐそばを流れる神田川)

Dsc_6607 (椿山荘に続く坂道、目白坂)

Dsc_6611 (椿山荘入り口)

Dsc_6689 (椿山荘の向かいは、獨協中学・高等学校。谷合廣紀四段の出身校だ)

Dsc_6696(椿山荘のはす向かいにある、東京カテドラル聖マリア大聖堂。丹下健三の設計で建てられた。建物を真上から見ると、十字架の形が見えるそうだ)

Dsc_6707(敷地内には、フランスのカトリック巡礼地として有名な「ルルドの洞窟」が再現されている)

Dsc_6713 (花で飾られた祭壇)

Dsc_6699 (1858年、ルルドの町の外れにある洞窟に聖母マリアが現れたという)

2022102659図は13時20分頃の局面です。後手の歩の裏から放った▲4五香が厳しく、先手の里見女流王座がペースをつかんだようです。以下△4七歩成には▲4三香成と踏み込む手が利き、△4八と▲3三成香△同桂▲4八銀で先手が大きな駒得になります。加藤桃女流三段は何か勝負順を見いだすことができるでしょうか。

Dsc_70321 (控室の様子。屋敷九段と、新聞解説の豊川孝弘七段が継ぎ盤を囲んでいる)

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13時になり、対局が再開されました。

Dsc_69751 (加藤桃女流三段は、12時50分過ぎに戻った)

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Dsc_69951 (里見女流王座が戻ったのは、12時57分)

Dsc_70061 (着座した里見女流王座は、まずハンドクリームを塗った)

Dsc_70191 (屋敷九段が再開の時刻になったことを告げると、里見女流王座は少し間を置いてから▲7七銀と打った)

Dsc_70261 (開幕局を制するのはどちらか)

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Dsc_69641 (加藤桃女流三段の側から見た盤面)

Dsc_69661 (ここから互いの大駒がどれだけ働くかが勝敗を分けそうだ)

Dsc_69681 (里見女流王座の脇息には、ハンドタオルが残されていた)

Dsc_69731 (記録席からの景色)

2022102654この局面で里見女流王座が7分使ったところで正午になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲里見1時間22分、△加藤21分。昼食の注文は、里見女流王座が「うどん御膳、雲海プリン(メイプルキャラメル)、アイス紅茶(ミルク)」、加藤桃女流三段が「刺身御膳、フルーツ盛り合わせ」です。対局は13時に再開されます。

Dsc_6960 (里見女流王座の昼食)

Dsc_69511(天麩羅は海老、白身魚、薩摩芋、蓮根、パプリカ、菊菜)

Dsc_69471 (雲海プリンはホテルのオリジナルだ)

【ホテル椿山荘東京|東京雲海プリン】
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/shop/recommend/unkai_pudding/

Dsc_69572 (加藤桃女流三段の昼食)

Dsc_69581(刺身は本鮪、紅葉鯛、牡丹海老、かます、帆立)

2022102635戦型は里見女流王座の先手中飛車に、加藤桃女流三段の居飛車左美濃になりました。上図▲7四歩までは、昨年の第3期大成建設杯清麗戦第5局、▲里見香奈清麗-△加藤桃子女流三段戦と同じ進行。そちらは以下△8六歩▲同角△2二玉▲7七桂△4五歩と進んでいましたが、本局は加藤桃女流三段が△7二飛と手を変え、以下▲5五銀△7四飛▲6四銀△同飛▲5五角△6七飛成▲9一角成と、一気に大さばきに突入しています。

下図は10時40分過ぎの局面。ここで里見女流王座が少し手を止めています。△4五歩で後手が飛車に続いて角の成り込みを狙ったのに対して、先に香を取っている先手がうまくバランスを取れるかがポイントといえそうです。

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Dsc_69261 (加藤桃女流三段。48手目△4五歩までの消費時間はわずか1分だ)

昨日お知らせした360度カメラ「RICOH THETA」での対局室映像は、下記リンク先でご覧いただけます。

【360°カメラLIVE配信】第12期リコー杯女流王座戦 五番勝負 第1局
https://www.youtube.com/watch?v=a3im_3vz7DI

10時30分になり、両対局者に午前のおやつが出されました。注文は、里見女流王座が「フルーツ盛り合わせ、ホット紅茶(ミルク)」、加藤桃女流三段が「アイス紅茶(氷なし)」です。

Dsc_69383 (里見女流王座のおやつ)

Dsc_69411 (フルーツ盛り合わせは、メロン、柿、洋梨コンポート、巨峰、無花果オレンジ煮という構成)

Dsc_69351 (加藤桃女流三段のおやつ)

Dsc_6915 (定刻になり、開始の礼を交わす)

Dsc_6919 (里見女流王座の初手は▲5六歩)

Dsc_6923 (加藤桃女流三段は△8四歩と返した)

Dsc_6930 (今期の五番勝負が開幕した)

対局は定刻通りの10時に開始されました。まずは開始前の様子をお届けします。

Dsc_68471 (9時30分過ぎの対局室。屋敷九段、日本将棋連盟会長の佐藤康光九段、北尾女流二段が談笑している)

Dsc_68461 (里見女流王座の盆。ペットボトルは水とジャスミン茶)

Dsc_68431 (加藤桃女流三段の盆。ペットボトルは水と緑茶)

Dsc_67651 (膝掛けも両対局者に用意されている)

Dsc_6851 (9時43分、加藤桃女流三段が入室)

Dsc_6870 (里見女流王座は9時48分に入室した)

Dsc_6880 (里見香奈女流王座)

Dsc_6884 (加藤桃子女流三段)

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Dsc_6899 (リコーの代表取締役で社長執行役員・CEOの山下良則氏により、振り駒が行われる。里見女流王座の振り歩先で、結果は歩が4枚。里見女流王座の先手と決まった)