10時30分、現地でイベントが開始されました。
（大盤解説会）
（トップバッターは金井六段と谷口女流二段）
（塚田女流初段は指導対局中）
2019年11月27日 (水)
戦型は先手中飛車
前夜祭の戦型予想では相振り飛車が候補に挙がっていましたが、西山女王・女流王将の初手▲５六歩に対し、里見女流王座が△８四歩と突いて対抗形に落ち着きました。図は10時30分の局面。後手は急戦に構え、積極的に動こうとしています。
対局開始
（10時、立会人の中村修九段の合図で定刻通り開始された）
（西山女王・女流王将は初手▲５六歩と中飛車を志向した）
（里見女流王座は２手目△８四歩と返し、居飛車を明示した）
（３手目▲７六歩を着手する西山女王・女流王将）
開始前の様子
（西山女王・女流王将は９時45分に入室）
（２分後、里見女流王座も入室した）
（左から立会人の中村修九段、品川萬里・福島県郡山市長、佐藤康光・公益社団法人日本将棋連盟会長）
（部屋が少し冷えるということで、里見女流王座が空調の具合を尋ねる一幕も）
本日の予定
おはようございます。本日の予定は以下の通りです。
10時 対局開始
11時 午前のおやつ
12時 昼食休憩
13時 対局再開
14時30分 午後のおやつ
前夜祭（５）
最後に、明日の戦型予想がされました。
（現地大盤解説を務める金井恒太六段）
「西山さんが振り飛車にして里見さんが居飛車にする対抗形か、相振り飛車になるか、半々だと思っている。里見さんが居飛車を続けて、西山さんは三間飛車にすると予想したい」
（現地イベント担当の谷口由紀女流二段）
「最近、西山さんは先手だと初手▲７八飛を採用している。個人的には相振り飛車が見てみたい」
（現地イベント担当の塚田恵梨花女流初段）
「私は居飛車党なので対抗形を見たいが、そろそろ相振り飛車が来るのではと思っている」
（記録係の小高佐季子女流１級）
「棋譜並べをするときには里見さんと西山さんの棋譜が多い。間近で対局を見られるのでしっかり勉強したい」
（松井厚志・リコージャパン株式会社福島支社長より閉会のあいさつ）
対局前日のブログ更新は以上となります。明日は10時対局開始です。どうぞお楽しみに。
前夜祭（４）
来場者向けに行われた抽選会の様子です。
（第１局、第２局に引き続き、フリーアナウンサーの福山知沙さんが司会を務めている）
(里見女流王座が肩にかけているプレゼント品のトートバッグは、リコー社のガーメントプリンターを使い、本日行われた記念撮影の写真をトートバッグに印刷したもの。会場に用意されたリコー製のプリンターで作られている）
（里見女流王座）
「最高の環境を用意していただいた。感謝の気持ちを忘れず、盤上に集中して頑張りたい」と明日の意気込みを語った。
（西山女王・女流王将）
「福島県に来るのは３度目で、縁を感じる。感謝の気持ちを込めて一手一手指し進めたい」と明日の抱負を語った。
（花束贈呈）
（写真左が手塚雅之さん、右が阿部里乃さん）
前夜祭（３）
「小松フラスタジオ」から、フラダンスが披露されました。
（最後に両対局者を囲んで記念撮影）
前夜祭（２）
（ファンからの記念撮影に応える。左から塚田女流初段、西山女王・女流王将、小高女流１級）
（記録係を務める小高女流１級は先月、昇級したばかり）
（谷口女流二段はAI棋譜記録システムを実際に試していた）
（関係棋士全員が登壇）
前夜祭で用意されたお料理の一部を紹介いたします。
2019年11月26日 (火)
前夜祭（１）
18時30分からは「郡山ビューホテルアネックス」で前夜祭が行われました。
（最初に両対局者が入場し、登壇）
（古島正・株式会社リコー執行役員）
「リコーは無人で棋譜を取れるシステムを開発中。この会場で展示しているので、ぜひご覧になっていただきたい」
（佐藤康光・公益社団法人日本将棋連盟会長）
「最近、女流棋界のレベルが一段と上がっている。それを引っ張っているのがこの２人。１勝１敗で迎える重要な対局、熱戦を期待したい」
（鈴木正晃・福島県副知事）
「震災以降に感じるのは文化の力。皆が元気をもらっている。天王山の一戦を郡山で開催できることはありがたい」
（吉﨑賢介・郡山市副市長）
「息子が藤井聡太七段の影響で将棋を始めて、親子のコミュニケーションの手段になった。『リコー将棋AI棋譜記録システム』はすごいなと思っている。明日は盤上だけでなく、考えている姿にも注目したい」
乾杯の発声
（山口哲蔵・郡山商工会議所副会頭）