感想戦は18時47分頃まで行われました。（勝った山田女流四段はベスト８進出。次戦で加藤桃子奨励会初段と対局する）

以上で本日の中継を終了いたします。ご観戦ありがとうございました。

次回の中継は７月18日（水）。対戦カードは清水市代女流六段－藤井奈々女流２級戦、香川愛生女流女流三段－山口恵梨子女流二段戦です。

（山田久女流四段が150手超えの熱戦を制した）

（村田女流二段も、途中は好調に攻めているように見えたが、寄せきれず）

図の局面で村田女流二段が投了しました。終局時刻は18時10分。消費時間は、▲山田、△村田ともに２時間59分。

図の局面で、山田女流四段は▲６二成桂。村田女流二段は△８七歩成として、寄せ合いになりました。後手が先に王手をかけられそうですが、ゴールに先着するのはどちらになるでしょうか。

ここ２時間以上、ずっと後手が攻め続けていましたが、先手は嫌みをつけつつ自陣に手を入れて耐え続けて、ここ数手でようやく反撃が入るようになりました。

中継室に来訪した上村亘四段は、後手がよさそうではあるものの、この▲７三歩は嫌みな手との見解です。

（耐え続けていた山田女流四段。ようやくチャンスが巡ってきたかもしれない）

図は15時頃の局面。▲４五桂までの消費時間は▲山田１時間56分、△村田１時間51分。ここから△７五歩▲３三桂成△７六銀▲２一歩成△７七銀成▲同銀と、駒の取り合いました。激しい流れです。

この流れが続けば、終局が近いかもしれません。

図は14時過ぎの局面。先手が数手前に▲２二歩と打ったあたりから、後手もカウンター気味に攻勢を取りだしました。相手の攻めが重くなったところでさばくというのは、振り飛車の常套手段です。先手は▲２一歩成を間に合わせるようにするため、しばらく受けに回ることになりそうです。

（村田女流二段は中央から攻める）

（先手はしばらく受けに回る必要がありそうだ）

12時40分、対局が再開されました。

（村田女流二段は対局再開からしばらくして、△６四同銀を着手）

（山田女流四段はすぐには着手せず。10分以上時間を使っている）

12時、この局面で村田女流二段が７分使って昼食休憩に入りました。前エントリの図から、後手は△５二金と駒組みを続けて、先手が▲２四歩と仕掛けて、以下△同歩▲８六角△６四歩▲同歩までです。中盤戦に入りました。

消費時間は、▲山田46分、△村田52分。昼食注文は村田女流二段が玉子雑炊（みろく庵）、山田女流四段はなし。対局は12時40分から再開されます。

（昼食休憩中の飛燕、廊下側）

（村田女流二段が時間を使っている）