――本日の将棋を振り返って、勝負のポイントをお願いします。
竹俣 序盤は少し苦しかったですが、そこからは難しい局面が続き、66手目△6六歩と突き出せて少しよくなったかと思いました。80手目△5五銀~△5四銀が受けすぎで、そこはいろいろ手があって迷ってしまって、結果として悪い手を選んでしまいました。それで微妙になってしまいましたね。ただ、自玉が堅かったので、ここから頑張れば持ち直せるかなと思いました。最後は△2七飛成からの詰みが見えて勝ったと思いました。
ーー本戦入りを決めた感想と意気込みをお願いします。
竹俣 本戦入りはできるとは思っていませんでした。リコー杯では初めての本戦入りなのでとてもうれしいです。本戦の雰囲気に負けず、自分の力を出しきるようにしたいです。
ーーありがとうございました。最後にファンの方に向けてメッセージをお願いします。
竹俣 ハイレベルな将棋は指せないですけど……でも、ちょっとでも自分の将棋を見て面白いなと思ってくださったらうれしいです。ありがとうございました。
※写真の撮影には、リコーイメージング株式会社のPENTAX K-3 を使用しております。





この局面で里見咲女流初段が投了し、140手で竹俣女流初段が勝ちました。終局時刻は16時33分。消費時間は、▲里見2時間38分、△竹俣3時間0分。
時刻は16時を回っています。形勢は先手が優勢と見られていましたが、後手も肉薄して一手争いの終盤戦に持ち込みました。「これは先手も怖いところですよ」と佐々木大四段。先手が決めきれるかどうか、間違えると後手が勝ちになりそうです。里見咲女流初段の残り時間は30分ほど、竹俣女流初段は一分将棋に入っています。
84手目△4四角まで進みました。現局面は先手が馬を作りながら香得の戦果を挙げています。しかし将棋プレミアムの佐々木大地四段の解説によると、「形勢はそれほど差がついていない」とのことです。
14時25分ごろの局面。将棋は中盤戦に突入しています。後手は竜を作って8筋を突破。先手はその代償に4筋から攻めかかろうとしています。▲4四歩は7一角の利きも止めており、味のよさそうな手。形勢は激戦でしょうか。ここ数手で優劣がはっきりつきそうです。

「面白い局面ですね。後手は角が変なところにいってしまったけれど、私なら少し後手を持ってみたいかなあ。戦いになったときに6九金が取り残されてしまいそうなのが気になります。▲5八金や▲5四歩を考えてみたいけど、うーん難しいなあ」と見解を述べました。

先手が6筋から動いたのに対し、後手は△4五歩と反撃しました。以下▲4五同歩△8六歩▲同歩△6六歩▲同角△8六飛と、歩の手筋を駆使して飛車をさばいています。




12時になり、この局面で竹俣女流初段が9分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲里見54分、△竹俣1時間4分。昼食の注文は竹俣女流初段が冷むじなそば(ほそ島や)、里見女流初段の注文はありませんでした。対局は12時40分に再開されます。