図は14時50分頃の局面。前記事の図は後手が△1四歩と突いて先手の角を4八に追ったところでしたが、結果的に図の▲8四角でさばかれてしまいました。
控室の遠山五段は「一時は差が詰まったように見えた局面もありましたが、現在は角がさばけたのが大きく先手優勢だと思います。まだ難しいところもありますが……」とのこと。また、Twitter解説の佐藤和六段も先手優勢と見解が一致しています。
■Twitter解説■
佐藤和俊六段>(▲8四角は)絶好の飛び出しです。△7四金なら▲6二角成と切るのでしょう。(先手有利)
15時頃の検討の様子。近藤六段と遠山五段が継ぎ盤を挟んでいる。