図は14時30分過ぎの局面。消費時間は▲加藤1時間58分、△西山46分。
控室では先手が指しやすいと見られています。ただ、少し前ははっきり先手有利とされていたものが、後手も面白くなってきた、と盛り返した局面もありました。全体的な流れとして先手が指しやすい展開で進んでいるのは間違いありませんが、先手は端にキズを抱えていることもあって、形勢差は徐々に詰まっているようです。
14時頃、大盤解説会には渡辺二冠が登場。このときは「西山さんの早指しが、裏目に出てはっきり苦しい」と解説されていた。現在は差が詰まってきたと言われている。