手厚く勝ちたい 「ここは決めどころですね。先手は△7六角のラインをしっかり防いで、一手空けば▲5四銀や▲6五桂などから寄せに出られます。第一感は手厚く▲7七金と打って勝ちたいです」(遠山五段) 対局室のある明輝館入り口に飾られている書。伊藤博文公の書で、「揚明輝」(秋の月は輝きを発揚する)と書かれています。