▲山口-△島井 感想戦のポイント(2)
2図で▲6四歩としましたが、先手は形勢を大きく損ねました。
感想戦で示された手順は▲4二同角成△同金▲3一銀△2六飛▲4二銀成△2八歩成▲4八玉△2九と▲5九玉△3七桂成▲7四歩(参考2図)。
山口「(参考2図は)本譜よりも良かったと思います」
島井「後手が負けそうな気がしますね」
(牛蒡)
▲山口-△島井 感想戦のポイント(1)
1図で本譜は▲7四歩と仕掛けましたが、後手の厳しい反撃を受けました。
感想戦では1図から(1)▲7九角△4四歩▲5六歩△6四銀▲6六銀が示されました。この展開は無難です。
また1図で(2)▲3七桂では先手の勝ち筋も示されました。▲3七桂以下は、△4四歩▲7四歩△同歩▲同飛△4五歩▲5四飛△4六銀▲同金△同角▲7三歩△同角▲6五桂△6四角▲7三歩△同桂▲6四角△同歩▲5三桂成△同銀▲同飛成△2四桂(詰めろ)▲4七銀△4六歩▲6三銀(参考1図)。
参考1図は後手玉に▲4三角△7一玉▲6二銀打△同金▲同銀不成△8一玉▲5四角成△9二玉▲8二金△同玉▲7三竜△9二玉▲7二竜△8二金▲同竜△同玉▲7四桂△9二玉▲8二金までの詰めろが掛かっています。
(牛蒡)
▲西山-△甲斐 感想戦写真
(西山2級)
(甲斐女流四段)
(17時10分に感想戦終了)
感想戦後に西山2級にインタビューしました(聞き手 八雲記者)
――本局を振り返っていかがでしたか
「攻めの理想形に組むことができて、得意な展開になったのが良かったと思います」
――攻めが得意なのですね
「はい。攻める棋風で、受けは苦手です」
――優勢を意識されたのは
「(52手目の)△2五桂と打って金桂交換の駒得になるので良くなったと思いました」
――千日手局についてお聞きします。序盤の▲3八銀は作戦ですか?
「甲斐先生は序盤が強いので工夫したのですが、誤算があって難しくなってしまいました。相手が時間を使っていたので千日手を決断しました」
――2回戦に向けて抱負をお願いします
「序盤をもっと勉強して、次も頑張ります」
(銀杏)
▲山口-△島井 感想戦写真
(島井女流二段)
(山口女流初段)
(感想戦は17時7分に終了した)
感想戦後に島井女流二段に簡単なインタビューをしました。
――本局を振り返っていかがでしたか。
「△2二飛と△7二金の形は初めて指しました。序盤はイメージ通りに進みました。▲7四歩(53手目)はあまり読んでいませんでした。薄いので怖かったですが踏み込みました。△2七歩(62手目)をたたけてペースかなと思いましたが、決め方が分からなかったです。△1九と(82手目)と香を取る前に、▲7四歩△8四銀▲6四銀と攻め合われていたら大変だと思っていました」
――2回戦は中村真梨花女流二段です。
「山口さんとは前期も対戦していましたし、最近の対戦は勝ててなくてうれしいです。中村さんとは久しぶりですが、今日の将棋のように駒を引かないように指したいですね」
(銀杏)
▲鈴木-△里見 終局直後

(終局直後、熱い終盤戦の余韻が残る)

(里見香奈女流四冠は2回戦で西山朋佳・奨励会2級との関西奨励会対決)

(敗れた鈴木環那女流二段)
(翔)
▲甲斐-△西山 終局直後
▲鈴木-△里見 里見女流四冠が2回戦進出

大阪の▲鈴木-△里見戦は104手で里見香奈女流四冠の勝ちとなりました。終了時刻は16時46分。消費時間は▲鈴木2時間47分、△里見2時間23分(持ち時間各3時間)。里見女流四冠は2回戦で先ほど東京で勝った西山朋佳・奨励会2級と対戦します。
(翔)
▲山口-△島井 終局直後
▲西山-△甲斐 終局
▲西山朋佳2級-△甲斐智美女流四段戦は16時34分、88手で西山2級の勝ちとなりました。消費時間は▲甲斐2時間58分、△西山1時間6分(持ち時間は各3時間)。
西山2級は2回戦で里見香奈女流四冠-鈴木環那女流二段戦の勝者と対戦します。
(銀杏)





