2022年2月 6日 (日)

焼津グランドホテルは焼津市の北部にあるオールインクルーシブ(食事や飲み物、施設利用がすべて料金に含まれること)のホテル。駿河湾に面した山あいにあり、その眺望は絶景です。お風呂は焼津温泉。食事は焼津の海の幸が楽しめます。棋王戦は今回で3回目の開催となります。

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Dsc_9603(東側は海に面している。オーシャンビュー。伊豆半島が見える)

Dsc_9501(テラスに出れば富士山が見える)

Dsc_9580(西側は山が目の前に迫る)

Dsc_9578(スポーツ施設も充実)

Dsc_9616(南側には焼津市街が広がる)

Dsc_9498(ホテルのフロントには、焼津市のマスコット「やいちゃん」がいた)

(牛蒡)

永瀬王座の五番勝負登場は今回で2回目。前回は第43期で、このときも渡辺棋王が相手でした。永瀬王座は2勝3敗(すべて先手勝ち)で奪取ならず。今回は当時の雪辱戦となります。永瀬王座は棋王を奪取すれば、タイトル獲得が通算5期になります。将棋の長い歴史において、タイトルを通算5期獲得した棋士は19人。永瀬王座が20人目になるでしょうか。

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(牛蒡)

渡辺棋王は防衛すると棋王10連覇となります。渡辺棋王は竜王9連覇を達成していますが、10連覇はなりませんでした。今回は棋王戦で自己の連覇記録の更新を狙います。過去に10期以上の連覇を達成した棋士は、大山康晴十五世名人(名人13期、王位12期)と羽生善治九段(王座19期=連覇記録1位、棋王12期、棋聖10期)だけです。

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(牛蒡)

K01_037後手の渡辺棋王が雁木を採用しました。永瀬王座は矢倉模様ですが、角の活用を優先して1歩得を果たしています。渡辺棋王は歩を取らせる間に玉金銀を多く動かしています。先手は歩得、後手は手得を主張する戦いになりました。

Dsc_0220(初手▲2六歩)

Dsc_0233(2手目△8四歩)

(牛蒡)

佐藤康九段が継ぎ盤で検討中。観戦記者の内田さんが取材しています。継ぎ盤の周りには、森内九段、加藤桃清麗、中村桃女流二段。佐藤康九段と森内九段の掛け合いでたびたび笑いが起こり、控室は和やかな雰囲気です。加藤清麗は『将棋世界』の観戦記担当でもあります。

Dsc_0256(検討を主導するのは佐藤康九段=右)

Dsc_0313(森内九段も検討に参加)

Dsc_0279(森内九段は第31期の棋王。楽しそうに検討している)

Dsc_0306(佐藤康九段は第32期と第33期の棋王。奥は中村桃女流二段)

Dsc_0293(加藤桃清麗はメモを取りながら)

Dsc_0324(将棋世界の最新号)

(牛蒡)

第47期棋王戦第1局が始まりました。振り駒は渡辺棋王の振り歩先で、結果はと金が4枚。永瀬王座の先手です。

Dsc_0077_2 (8時40分、永瀬王座)

Dsc_0107(8時49分、渡辺棋王)

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Dsc_0166(記録係の折田四段が駒を振った)

Dsc_0185(先手は永瀬王座)

Dsc_0183(後手は渡辺棋王)

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(牛蒡)