2009年2月 8日 (日)

 55手目、検討陣の検討にもいっそう熱が入ってきた。
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一例を示すと、上図から、△7七角成▲同桂△75桂▲68玉△67桂成▲59玉(下図)で意外に後手寄せにくい。先手佐藤棋王は、53歩成から61角が狙いとなる。佐藤棋王が久保八段の攻めを凌ぎきるか?がポイント。
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 51手目、佐藤棋王が約30分の長考の末、54歩と指した。これは、意外な一手で、控え室や大盤解説会場でも検討されていなかった手だ。
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 例えば、上図から、久保八段の手順を一例示せば、△77角成▲同桂△76銀(下図)が考えられる。この時、佐藤棋王が受けにくいのでは?との指摘がある。
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 対局場の敷地内には、クロスランドタワーという展望台がある。高さが100mの展望台で、小矢部市を一望できる。標高3,000m級の山々が連なる立山連峰は、冬山の荘厳さと威厳を遠くから示しているようでもある。下写真は、対局場のクロスランドおやべとクロスランドタワー、そしてタワー展望台から見た立山連峰。
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 13時15分から、現地では、大盤解説会が始まっている。解説は福崎文吾九段と千葉涼子女流三段。立派なステージでの解説会と軽妙な福崎九段と千葉女流三段の話に会場のお客さんもお喜び。広い会場もほぼ満席となった。
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 さて、15時30分頃に大盤解説会場では、次の一手問題が出題された。下図がその問題。形勢は微妙で、控え室でも色々と検討されているものの、かなり難しいようだ。
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 控え室は、かなり賑やかだ。立会は藤井猛九段。解説に福崎文吾九段、そして富山県出身の千葉涼子三段。午前中まで、米長邦雄会長もおり、関浩六段、早水千紗女流二段もいる。千葉女流と同じく、富山県魚津市出身の村田顕弘四段も検討に加わって、指し手についての検討はもとより、冗談も飛び交っている。
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 13時から昼休明け再開となった。佐藤棋王の指し手は95歩。
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公開対局のギャラリーは開始時から格段に増え、もはや会場は満員状態となっている。椅子席は埋まり、立ち見も出ている程。棋王戦第1局への関心の高さが現れていると言っても良いだろう。
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