2012年3月17日 (土)

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直前に歩切れをやっと解消した久保棋王ですが、その歩を早速使いました。
控室では予想されていなかった一手。

大盤解説を終えたばかりの先崎学八段は「▲9二歩はやらないだろう、と言ったんだけどなあ」とのこと。

▲9二歩まで、残り時間は久保41分、郷田40分。

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(JR宇都宮駅前にある餃子像)

(八雲)

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画像は16時20分頃の中継画面。

藤井猛九段は大盤解説で「先手よし」の見解。
直前の局面で控室の片上六段は「居飛車持ち」とコメントしていました。

プロの見解も別れる難しい局面です。

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(藤井九段の大盤解説)

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(将棋まつり会場は大盛況となっている)

(八雲)

宇都宮グランドホテルでは、昨年の棋王戦第1局をはじめ、数多くのタイトル戦が行われてきました。
主催者である共同通信社の記者から、2001年に行われた第59期名人戦第5局▲谷川浩司九段-△丸山忠久名人戦の写真をいただきましたので、ここで紹介いたします。
谷川九段は前夜祭のあいさつで、「当時の丸山名人に挑戦した名人戦第5局で来たことがありまして、検分のときに対局室から庭園を見て、その当時を思い出しました」と話していました。
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(銀杏)

Kiou20120317010144 15時過ぎ、加藤九段が大盤解説をしました。局面の解説以外にも楽しい話満載です。
加藤九段「△6三銀か△7二金のどちらがいいか微妙ですが、△6三銀を選択しました。
今回立会人で来て、おっ、持ち時間4時間というのは、短いタイトル戦というのも向いているなと思いました。
郷田九段と私の共通点があるんですけど分かりますか?
2時間くらい長考するんですけど長考した結果、プロから見て当たり前の手を指す。これが共通点です。
中原名人は長考して普通の手を指すのでは意味がないので意表を突く手を指すとおっしゃっていました。
読んでいて、いい手だなと確信を持ってビシッと指すのが私や郷田さんです。たいてい、考えているときに相手が指された瞬間に返し技が浮かぶものです。それが正しいかを読んで証明するのがプロの戦い方です。でも、われわれはその傾向がはなはだ強いのです」
(銀杏)