昼食休憩 12時、図の局面で伊藤七段が52分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲藤井19分、△伊藤2時間14分。昼食の注文は、藤井棋王が「慶楽味わいランチ」と「ウーロン茶(冷)」。伊藤七段が「海の幸重」と「緑茶」。対局は13時に再開します。 藤井棋王の注文。 伊藤七段の注文。(八雲)
信濃川 対局が行われている新潟グランドホテルは、新潟駅から徒歩20分、信濃川の目の前にあります。 前日14時頃の新潟駅は雪が舞っていた。 日本三大河川の一つ信濃川。上流の千曲川(長野県)と合わせて日本一の長さだ。 新潟グランホテルは信濃川の目の前に立地。 近くには新潟日報社のビルがある。 信濃川に架かる萬代橋(ばんだいばし)。ちょうど船が潜り抜けていた。(八雲)
藤井棋王が動く 10時前に藤井棋王が▲4五桂と跳ねて局面が動き出しました。以下△4四銀に2筋の歩交換をして▲2九飛と引いて現局面です。 現局面で△3八角と打てば後手は馬を作れます。しかし、▲2六飛△4九角成▲4七銀(次に▲2九飛で馬を取る狙い)△3九馬(▲2九飛の防ぎ=下図)で、「馬は作れても働きが悪いので嬉しくないですね」と控室の千田八段。 先手は場合によっては▲4八角と合わせて馬を消す手段もあります。これらを踏まえて、控室ではやや先手持ちと見られています。 10時40分頃の控室。(八雲)
午前のおやつ 10時を回り、対局者のおやつが運ばれました。注文は藤井棋王が「苺とピスタチオのガトー」と「アイスカフェオレ」。伊藤七段が「苺のレアチーズケーキ」と「アイスティー」。 藤井棋王の注文。 伊藤七段の注文。(八雲)
対局開始 定刻の9時に一礼が交わされ、対局が始まった。 藤井棋王の初手は▲2六歩。 伊藤七段は△8四歩と応じた。 3手目を着手。 伊藤七段が4手目を指したところで関係者と報道陣が退出した。 戦型は角換わりに進んでいる。(八雲)