2015年2月11日 (水)

将棋まつり会場の外では、「天下一どうぶつしょうぎ武道会」が行われていました。とちおとめ25、トチノキッド、コマゾンボーイズ、一般代表の4チームによるリーグ戦です。対戦は3対3の団体戦方式。最後はとちおとめ25とトチノキッドが2敗同士でぶつかっていました。

Img_2003

Img_2000

Img_2009

(文)

15時になり、対局室におやつが運ばれました。二人ともガトーショコラで、飲み物は渡辺棋王がアイスコーヒー、羽生名人がレモンティーです。

Img_1996001

Img_1995

(陽南荘玄関に掛けられている書。「鮫嶋重雄書」とある)

(文)

午後になり、将棋まつりのステージには大内九段が登場。客席は立ち見の方も増え、人垣ができています。第1期棋王戦は三者によるリーグ戦で争われました。このときに棋界初の海外対局がハワイで行われたことでも有名です。そのときの対局者であり、第1期棋王が大内九段。海外対局の思い出を語り、当時の対局を大盤で振り返りました。

Img_1991

Img_1993

(文)

20150211b

本局は後手番の羽生名人が横歩取りに誘導しました。渡辺棋王は▲3四飛(図)と歩を取ってこれに応じます。序盤から後手が駒損する珍しい定跡ですが、先手はその代償に飛車の立て直しで手をかけることになるため、バランスはとれています。「自在流」で知られる内藤國雄九段が大舞台で用いたことから、プロ間で多く指されるようになりました。

20150211c

後手が中原囲いで低く構えると、先手はすばやく銀桂を繰り出します。先に仕掛けたのは羽生名人。△1五歩(図)と突いて戦端を開きました。以下▲同歩△1七歩▲同香△7七角成▲同金△7四飛と進行。

20150211d

羽生名人はじっと飛車を引いて手番を渡しました。先手陣は1筋にキズがあり、金銀もバラバラなので、まとめるのが難しいだろう、と言っているわけです。後手は歩の数が少ないのですが、陣形が安定しているのが強みです。先手は得た手番と、持ち歩の多さが頼みの綱。ここからの数手は勝敗を分ける急所になりそうです。

Img_1881

(今週の『週刊将棋』。棋王戦五番勝負の特集が組まれている)

(文)

とちぎ将棋まつりのステージで午前中に行われたイベントを紹介します。栃木のご当地アイドル「とちおとめ25」と、栃木のローカルヒーロー「精霊法士トチノキッド」のキャラクターがどうぶつしょうぎで対戦しました。解説は北尾女流二段。異色の対決に、会場は盛り上がっていました。

Img_1924001

Img_1928

Img_1933001

(文)

渡辺棋王は12時53分、羽生名人は12時56分に対局室に戻りました。定刻の13時になり、対局再開。手番の羽生名人は険しい表情のまま盤面をにらんでいました。

Img_1976

Img_1978

Img_1979

Img_1982001

Img_1983

(文)

20150211a

12時、図の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は▲渡辺1時間16分、△羽生1時間19分。昼食は渡辺棋王が刺身膳セット、羽生名人が五目餡かけ焼きそばセット。対局は13時に再開されます。
対局室の長机には、棋譜用紙とストップウォッチが置かれていました。タブレット端末を使った記録でも、従来通り棋譜用紙への記入は行います。

Img_1948

Img_1940

Img_1967

Img_1955

Img_1960

Img_1968

(文)