2015年2月11日 (水)

9時30分から始まったとちぎ将棋まつりは大盛況です。会場にはあふれんばかりの来場者。松尾七段の大盤解説に始まり、指導対局、谷川九段のトークショー、松尾七段と片上六段による席上対局とプログラムが進んでいます。
指導対局は最初の担当棋士が大内九段と北尾女流二段。大内九段は左手でピシピシとテンポよく進め、時折笑顔で話しかけます。北尾女流二段は子供を相手に優しく声をかけていました。席上対局の解説は栃木県在住の松本六段。聞き手の室谷女流初段は片上六段の同門です。

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対局場の宇都宮グランドホテルは、これまで何度もタイトル戦が行われてきた由緒あるホテルです。棋王戦では第36期五番勝負第1局の対局場となり、このとき初めてニコニコ生放送によるストリーミング解説が行われました。今回も七大タイトル戦で初めてタブレット端末による記録が導入されるなど、将棋界での新しい試みと縁のある場所です。
対局室のある「陽南荘」は、明治30年代に鹿児島県出身の陸軍大将、宇都宮第14師団初代団長の正三位勲一等鮫嶋重雄男爵の別邸として建てられたもの。広さ2万坪の庭園には男爵を偲ぶものが残されています。

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宇都宮市は栃木県の中南部に位置する市で、現在の県庁所在地です。平安時代の後半に宇都宮城の元になる館が築かれ、宇都宮氏の拠点として発展しました。江戸時代の宇都宮は奥州街道と日光街道の追分にあたり、宿場町としてにぎわった歴史があります。その後廃藩置県により宇都宮県が置かれ、1873年に栃木県に編入、1883年に県庁所在地となりました。
名物はなんといっても餃子。農産物では梨、トマト、洋ランが多く生産されています。宇都宮城址公園など史跡があるほか、花の名所として知られる八幡山公園など、観光スポットも多くあります。

番勝負は第1局で先後を決め、第2局以降は交互に先後を入れ替えて指されます。記録係の高野三段が振り駒を行いました。上位者である渡辺棋王の歩を5枚取り、よく振ってから白布の上に散らします。結果は歩が3枚出て、渡辺棋王の先手に決まりました。

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8時45分、対局室に渡辺棋王が入室。羽生名人は8時51分に入室しました。両対局者が揃い、一礼。上位者の渡辺棋王が駒箱を開け、両者大橋流で駒を並べていきます。

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