2019年12月16日 (月)

20191216c_214時50分頃、佐々木大五段は3筋をいじって先手の銀を3六に呼び込み、それから△5四角と据えました。次は△4六歩からの攻めを狙いつつ、自陣にも利く攻防の一着。いよいよ中盤戦に入りそうです。先手はまず3六銀の処置をどうするか。悩ましいところでしょうか。

Photo_34(佐々木大五段は先に角を手放し、局面を動かしていく)

(康太)

20191216b_2図は13時30分頃の局面、△4四銀と進出したところ。後手は右玉模様に構え、先手は中住まいで対抗。力戦の相居飛車となりました。先手は詰めた1筋から動くことはできそうですが、それでうまくいくかどうか。▲6九玉など、じっくりと駒組みを進める手もありそうです。

Photo_33(今朝の本田四段)

(康太)

20191216c12時、この局面で佐々木五段が5分考えて昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲本田四段37分、△佐々木大五段1時間7分。昼食の注文は本田四段が「天とじうどん」(ほそ島や)。佐々木大五段は出前の注文はしませんでしたが、近くのキッチンカー(ホロホロキッチン)でタコライス(副菜は「ほうれん草のサブジ」と「ニンジンシリシリ」)」の買い出しを頼んでいます。対局は12時40分に再開されます。対局者が残っているため、盤面の撮影はありません。

Photo_18(本田四段注文の天とじうどん)
Photo_19
(佐々木大五段注文のタコライス)Photo_20(休憩に入っても、佐々木大五段は残っていた)

(康太)

20191216a本田四段の先手番で始まった本局は相掛かりに。両者とも得意とする戦型に進みました。いま、本田四段が▲3四飛と横歩を取った手に対し、佐々木大五段が30分以上の熟考に沈んでいます。

(康太)