前日の揮毫 対局の前日に行われた揮毫の様子です。 永瀬王座は揮毫というより、記号を書いているように見えますが……。 記号ではなく、鬼という字を2つ続けて書いています。永瀬王座がよく書いている揮毫で、鬼鬼しい(鬼をより強めた表現)などの意味があるようです。研究の鬼と呼ばれる永瀬王座らしい言葉。 こちらは駒箱の中蓋に揮毫したもの。(八雲)
午後のおやつ 15時を回り、対局者のおやつが運ばれた。注文は渡辺棋王が「ガトーショコラ、コーヒー」、永瀬王座が「フルーツ盛り合わせ、イチゴショートケーキ、コーヒー」。 ガトーショコラ。 イチゴショートケーキ、フルーツ盛り合わせ。(八雲)
大盤解説会 13時30分から大盤解説会が始まっています。 解説会で次の一手が出題された局面。次に△4六歩の金取りがあるのをどうするか、という主題があります。ここで里見咲女流初段の挙げた候補手は▲5八玉。金の逃げ道を作る手です。村山七段が挙げたのは▲4三歩成。激しく攻め合う狙いがあります。図から渡辺棋王は36分の長考で▲5八玉と寄りました。里見咲女流初段が見事に予想を的中させて、控室は大いに盛り上がりました。(八雲)
長町武家屋敷跡界隈(3) こちらはミシュランの観光ガイドで二つ星の武家屋敷跡野村家。 屋敷内も観覧できる。 長町界隈には昔からの用水が残されている。 こちらは伝統環境保存区域に隣接する店舗街。用水の上を橋で渡ってお店に入る作りだ。 水の都が金沢のもう一つの顔だ。(八雲)
長町武家屋敷跡界隈(1) 金沢市の伝統環境保存区域に指定される長町武家屋敷跡界隈を散策しました。武家の時代の景観が保存された趣のある街並みは、金沢を代表する観光スポットの一つです。 路地を入るとこの景色。タイムスリップした気分になる。 店舗と普通の民家もあるが、いずれも景観の維持に協力している。 (八雲)
使用駒と盤 本局に使用されている駒と盤は日本将棋連盟石川県支部連合会理事の塩井一仁さんが所有するもの。長年、棋王戦の金沢対局に盤・駒を提供されている。 本局の使用駒は平田雅峰作・菱湖書。盤は日向産本榧の六寸七分。 (八雲)
昼食休憩 12時、図の局面で渡辺棋王が38分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲渡辺1時間14分、△永瀬1時間14分。昼食の注文は、両者ともに「松花堂弁当」でした。対局は13時に再開します。 ※写真は撮影用に注文したものです。(八雲)