午後のおやつは渡辺明棋王がイチゴのショートケーキ、ホットコーヒー。糸谷八段がガトーフレーズ、アイスコーヒーです。
（渡辺明棋王が注文したおやつ）
（ショートケーキも新潟グランドホテルのパティシエの逸品）
（糸谷八段が注文したおやつ）
（ガトーフレーズは渡辺明棋王が午前中に注文していた）
（琵琶）
2021年3月 7日 (日)
萬代橋と柳都大橋
（国指定重要文化財の萬代橋。花崗岩や御影石で作られている）
（萬代橋は新潟県の大きなシンボルとして知られる）
（萬代橋のそばに新潟日報社屋のメディアシップがある）
（夜になるとライトが点灯する）
（新潟グランドホテルは信濃川のほとりにある）
（お隣の柳都大橋は近代的な作りになっている）
（柳都大橋から信濃川を望む。向こうに見えるのが萬代橋）
（鳩の群れがひなたぼっこをしていた）
（琵琶）
△４四歩の真意は？
対局が再開して指されたのが△４四歩でした。▲４五桂を防ぎながら角筋を緩和しました。しかし、▲２五桂と跳ねる手があり、控室では△４四歩の意図が見えていません。青野九段の継ぎ盤は▲２五桂以下、△４三銀▲３三桂成△同桂▲１五歩△３四銀▲１四歩と進めて手が止まりました。△３三同桂に▲３五飛は△２四飛で飛車が生還しますが、▲１五歩から飛車交換をするのが急所で、青野九段は「２筋の歩が残ったままの攻め合いでは後手が勝てる気がしないけどなあ」と首をかしげていました。先手は角桂交換の駒得を果たせそうなだけに、優位を広げるチャンスのようです。実戦は▲５五角と指されました。９一の香取りです。△８二歩と受けさせてから▲２五桂を決行するのかもしれません。
（琵琶）
対局再開
（先に戻ってきたのは糸谷八段だった）
（下座に着くとすぐに盤上を見つめる）
（脇息に左ひじをのせて前傾姿勢になる）
（しばらくして渡辺明棋王が戻ってきた）
（手にした扇子でリズムを取りながら盤上を見ている）
（休憩再開後、指された一手は△４四歩だった）
（琵琶）
昼食休憩中の対局室
（昼食休憩中の対局室）
（昼食休憩中の局面。手前が先手の渡辺明棋王）
（先手の王将付近）
（後手の玉将付近。竹風師作の巻菱湖）
（記録用のタブレットと棋譜用紙）
（琵琶）
昼食休憩に入る
12時、この局面で糸谷八段が１時間３分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲渡辺43分、△糸谷２時間０分。昼食の注文は渡辺明棋王が和ごころ点心、糸谷八段が味わいランチです。対局は13時に再開します。
（渡辺明棋王が注文した和ごころ点心）
（糸谷八段が注文した味わいランチ）
（琵琶）
後手が早くも正念場
11時過ぎ、局面は図のように進んでいます。△１四飛に対して先手が▲２四歩と打った場面です。次に▲１五歩と突いて、△２四飛に▲同飛△同角▲１一角成と香得するのが先手の狙いです。また、▲４五桂と角取りに跳ねる手もあり、控室では後手の指し手が難しいといわれています。立会人の青野九段は「こういう展開になると早く▲３七桂と跳ねたことが生きてますよね」と話しています。後手が早くも正念場を迎えているようです。
（糸谷八段は窮地を迎えているようだ）
（琵琶）
午前のおやつ
午前のおやつは渡辺明棋王がガトーフレーズ、ホットコーヒー。糸谷八段がジョエルロブション焼き菓子、アイスコーヒーです。どちらも新潟グランドホテル２階のティーラウンジ・スパークルで召し上がることができます。
（渡辺明棋王のおやつ）
（ガトーフレーズは新潟グランドホテルのパティシエの逸品）
（糸谷八段のおやつ）
（ジョエルロブションの焼き菓子）
（新潟グランドホテル２階のティーラウンジ・スパークル）
（ジョエルロブションの焼き菓子は販売もしている）
（琵琶）
戦型は横歩取り
注目の戦型は、後手番の糸谷八段が横歩取りの注文を出しました。図の△４二銀は最近になって指されている手で、従来の△２二銀に比べて中央が手厚いのが特長です。
実戦は図から▲３六歩△７六飛▲７七角△７五飛▲３七桂△５二玉▲３八金と進んでいます。
先手は▲３六歩～▲３七桂と攻勢を採りました。立会人の青野照市九段が得意にしている形で「青野流」と呼ばれています。
対して後手は▲３六歩に△７六飛と歩を取ったのが糸谷八段の研究手のようです。従来は△４一玉でした。今後の進行に注目です。
（控室の継ぎ盤で検討する立会人の青野照市九段）
（琵琶）
対局開始前の様子
（対局室に向かう糸谷八段）
（糸谷八段の入室は８時36分）
（下座に着くと目を閉じて棋王の入室を待つ）
（渡辺明棋王が足早に姿を見せた）
（渡辺明棋王の入室は８時47分）
（信玄袋から懐中時計と扇子を取り出す）
（駒を並べる渡辺明棋王）
（テンポよく並べていく糸谷八段）
（駒を並べる両対局者）
（琵琶）