15時45分、図の局面を迎えていました。相穴熊の長い中盤戦が展開されています。図から△2五歩▲4六飛に△2四角の進行が予想されています。先手が飛車をどこに逃げても、後手は角を成り込むことができます。
(琵琶)
15時45分、図の局面を迎えていました。相穴熊の長い中盤戦が展開されています。図から△2五歩▲4六飛に△2四角の進行が予想されています。先手が飛車をどこに逃げても、後手は角を成り込むことができます。
(琵琶)
鈴木大介九段が控室を訪れました。「長くなりそうですね」といいながらモニターを見ています。
鈴木九段に両対局者の将棋の印象を聞いてみました。
「2人とも受け将棋で粘り強いですね。永瀬君は若手実力者で、最近ようやく段位が追いついてきた印象です。負けない将棋で長手数をいとわない駒得重視の棋風です。黒沢君は関東の新手メーカーで、趣向の指し方をたくさん出しています。不利になっても振り飛車党らしく息長く指す棋風で、負けにくい将棋です。両者とも相手との距離を十分取って戦うタイプで、接近戦は好まない印象です」
挑戦者決定戦第1局について「永瀬君が優勢だったと思いますが、いつの間にか体を入れ替えられた感じでした。本局も1局目と同じ進行ですが、意地なんでしょうか」と語っていました。
(琵琶)
図の37手目▲2六歩の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は▲黒沢1時間1分、△永瀬38分。対局は12時40分再開です。
(銀杏)