2018年2月11日 (日)

両対局者が退室したあと、中村修九段と深浦九段が見どころを話した。進行は藤田女流二段。

Dsc_0219

「2人の対戦成績は渡辺棋王の5勝1敗だが、渡辺棋王は今年度の調子があまりよくなく、永瀬七段は高い勝率を維持している。このシリーズは角換わりが中心になると思う」(深浦九段)

「渡辺棋王はまだ若いけれど、20代前半の棋士に比べればベテランといえる。感覚の違いに戸惑っている部分もあるのではと思う」(中村修九段)

Dsc_0202

Dsc_0215

見どころが語られて、前夜祭はお開きになった。


(書き起こし・文、写真・吟)

Dsc_0180(藤田女流二段のインタビューに答える形で両対局者は明日の対局の決意を語った)

Dsc_0182(渡辺棋王。「永瀬七段は粘り強いので、根負けしないように頑張りたい。多くのファンの期待に応えられる将棋を指したい」)

Dsc_0190(永瀬七段。「タイトル戦で渡辺棋王に教えていただける機会。どういった内容になるかは自分次第、日頃の成果を出しきれるようにしたい」)

(書き起こし・文、写真・吟)

Dsc_0155宇都宮市を拠点にしている「絆翔~HY~」がよさこいを披露。

Dsc_0147

Dsc_0173(直筆色紙が当たるお楽しみ抽選会。くじを引く渡辺棋王)

Dsc_0177(笑顔で色紙を手渡す永瀬七段)

(吟)

Dsc_0096(如水和也・棋王戦宇都宮対局実行委員長。「宇都宮での棋王戦開催は7回目。渡辺棋王は宇都宮で4連勝中。永瀬七段は関東若手のホープ中のホープといえる存在。明日の対局が楽しみ」)

Dsc_0100(佐藤康光・日本将棋連盟会長。「対局者の2人に共通するのは反射神経のよさ。予期しない手に対する反応がずば抜けている。持ち時間が少なくなる中での攻防が見どころになるのでは」)

Dsc_0108_2(船田元・衆議院議員。「将棋ブームは大変な状況。第二、第三の藤井聡太が出てくるように、棋士が増えることを期待したい」)

(書き起こし・文、写真・吟)

Dsc_0082(地元、栃木の中学生に花束を贈呈され、記念撮影をする両対局者)

Dsc_0073(前夜祭の司会を務めるのは北尾まどか女流二段)

Dsc_0090(岸本卓也・下野新聞社 代表取締役社長が開会のあいさつ。「かつてない将棋ブームを迎えている。下野新聞は今年で創刊140周年を迎えて、『100%とちぎ愛』を合言葉に頑張ります」)

(書き起こし・文、写真・吟)

Dsc_0004(17時すぎから対局検分が行われた。駒の感触を確かめる渡辺棋王)Dsc_0014(挑戦者の永瀬七段)

Dsc_0018

Dsc_0022(関係者の説明に耳を傾ける両対局者)

Dsc_0028(対局検分は問題がなく、5分ほどで終了した)

(吟) 

渡辺明棋王に永瀬拓矢七段が挑む第43期棋王戦(主催:共同通信社)。五番勝負は栃木県宇都宮市「宇都宮グランドホテル」で開幕する。
第1局の立会人は中村修九段、現地大盤解説は深浦康市九段、聞き手は藤田綾女流二段、記録係は山川泰熙三段(広瀬章人八段門下)が務める。
持ち時間は各4時間。第1局の先後は振り駒で決定される。

Dsc_0001(16時30分ごろ、関係者一行は「宇都宮グランドホテルに到着した)

Dsc_0002

中継は棋譜コメント入力が文、ブログを吟が担当する。どうぞよろしくお願いいたします。

第1局はニコニコ生放送とAbemaTVで生中継されます。
ニコニコ生放送の解説は浦野真彦八段、聞き手は中村桃子女流初段。AbemaTVの解説は木村一基九段、髙野智史四段、聞き手は貞升南女流初段、和田あき女流初段。


【ニコニコ生放送 棋王戦第1局】
http://live.nicovideo.jp/watch/lv310006219

【AbemaTV 棋王戦第1局】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/DQecXm57FUSF6F