2013年3月24日 (日)

51_212時、図の局面で郷田棋王が1時間19分考えて昼食休憩に入った。
消費時間は▲渡辺1時間6分、△郷田1時間27分(持ち時間、各4時間)。昼食の注文は渡辺竜王がカニチャーハン、郷田棋王はナポリタン。対局は13時に再開する。


F005
(カニチャーハン)
F014_2
(ナポリタン)

(牛蒡)

44藤井九段と片上六段の予想通り、先手は4筋から開戦した。本譜の進行は▲4五歩△同歩▲同銀△同銀▲同桂△4四銀▲5三桂成。


51左図が10時45分ごろの局面。ここで郷田棋王が手を止めている。
(1)△5三同銀は▲4四歩△4二金引▲4三銀の攻めがある。手順中の▲4四歩に△同銀は▲7一角が厳しい。
(2)△5三同金▲7一角△7二飛▲5三角成△同銀▲6三金(参考図)が一例。


S57_2 参考図は先手の攻めがうるさいと評判。4筋からまっすぐ攻めて先手よしとなれば、角換わりの定跡に大きな影響を与えることになる。はたして成立しているのだろうか。


F002
(11時ごろのモニター映像。「このまま昼食休憩に入るかも」の声も)

(牛蒡)

控室に詰めている棋士は、加藤九段、藤井九段、片上六段、吉田正和五段。

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(加藤九段は観戦記者の君島さんに解説中)
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(藤井九段と片上六段は継ぎ盤で検討中)
Dsc_0028
(本局は飛車側の香を上がる形になった。継ぎ盤では4筋攻めの変化が並ぶ)
F046
(吉田五段は日本将棋連盟モバイルの中継で進行を確認中)

(牛蒡)

対局開始前、宇都宮グランドホテルの様子。

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(庭園からホテルを望む)
C154
(館内から)
C155

C184
(宇都宮グランドホテルは結婚式場としても有名。本日も予約がある)
C182

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(加藤九段が絵画を鑑賞していた)

(牛蒡)

D121
(渡辺竜王は初手▲7六歩)
D122
(郷田棋王は2手目△8四歩)
D128
(3手目が分岐点。▲6八銀なら矢倉、▲2六歩なら角換わりになる)
D129
(渡辺竜王は▲2六歩を選んだ。これは角換わりになる)

31
戦型が決まれば一直線。20分ほどで図の局面になった。第1局は相掛かり、第2局は横歩取り、第3局は矢倉、そして第4局は角換わり。五番勝負は第4局まで、すべて違う戦型となった。

(牛蒡)

郷田棋王は8時46分、渡辺竜王は8時49分に入室。
定刻の9時に対局が始まった。

D053
(先手は渡辺明竜王)
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(後手は郷田真隆棋王)
D080

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(対局開始の様子)

(牛蒡)

対局当日は現地で大盤解説会が行われる。

日時 3月24日(日)13時~(終局まで)
会場 宇都宮グランドホテル1階「平安の間」
解説者 藤井猛九段、片上大輔六段
参加費 無料
申込み 当日受付

Fujii

(牛蒡)